くたびれた靴下に隠された秘密
帰り道、娘が「右の靴下に宝物が入っているよ」と話しました。何かを入れてきたのだろうと思ったものの、娘は普段どおり歩いていたため、そのときは深く気に留めませんでした。
帰宅後、娘の靴下を脱がせると、くたびれた無地の靴下の中から小石や枯れ葉、さらには小さな虫の死骸のようなものまで転がり出てきて仰天。どうやら娘にとって靴下は「秘密の宝箱」で、これまでもお気に入りのものを詰め込んでいたようです。
わが家には靴下を裏返して洗う習慣がなかったため、まったく気づきませんでした。娘がこれまでずっとその状態で過ごしていたのかと思うと、背筋がゾッと……。
娘には、けがをする恐れがあるため、靴下の中にものを入れないよう伝えました。また、洗濯前には必ず靴下を裏返し、中を確認することがわが家の新たな習慣に。
一見理解しがたい行動にも、子どもなりの明確な意図があるのだと学びました。好奇心を尊重しつつも、安全や衛生面には十分に気を配らなければならないと、改めて実感した出来事です。
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子どもの思いがけない行動に驚いたときほど、その背景にある気持ちにも目を向けつつ、身の回りを改めて確認しておきたいところ。
また、子どもにとっては大切な「宝物」でも、入れる場所によってはけがや衛生面の心配につながることもあります。頭ごなしに否定するのではなく、気持ちに寄り添いながら、安全な形で楽しめる方法を一緒に考えていきたいですね。
著者:伊藤かなこ/30代 女性・会社員。4歳の娘を育てる母。最近は娘と一緒に塗り絵を楽しんでいる。
イラスト:あやこさん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)