空のお重を前に義母が怒りをにじませていると、「母の味をお持ちしました~!」とコヨリさんのお母さんがたくさんの料理を持って登場します。義母は追い返そうとしますが、お母さんはひるまず、ヒドシの家事ぶりを親族の前で褒めちぎる作戦にでます。
気をよくしたヒドシは、外面全開モードに。「コヨリちゃんのご両親も一緒に!」と、コヨリさんのお母さんとお父さんを自宅へ招き入れます。自分に注目が集まらないことに不満が募る義母……。そこで、コヨリさんがヒドシにカウンセリングを提案した話を持ち出します。
すると、妙な空気を感じ取ったのか、息子のコタちゃんが泣き出してしまいました。コヨリさんのお母さんに「泣き止ませてあげたらどうですか?」と促されたヒドシ。抱っこをしようと手を伸ばした瞬間、コタちゃんは激しく泣き叫びます。あまりの拒絶具合に、親族たちは静まり返ってしまい……。
義父の静かな怒りに、夫は顔面蒼白に!












ヒドシが近づいただけで激しく泣きわめくコタちゃん。その様子を見たコヨリさんのお母さんは、「ヒドシさんにひどく怯えているように見えますが」と、親族の前でズバリ指摘します。
ヒドシは「そんなわけ……」と否定しようとしますが、義父は怒り心頭の様子。その反応を見たヒドシは青ざめます。ところが、義兄が「機嫌悪い子どもをあやすのは母親じゃなきゃ無理」「泣かれたから怯えてると言われたら父親の立つ瀬がない」と、ヒドシをかばうような発言をしました。
ヒドシもすぐにその言葉に乗り、「日中はママが見てるんだから不機嫌なときはしょうがない」と取り繕います。しかし、その空気を破ったのは、まさかの義兄の奥さんでした。
彼女は「ちがう」と声を上げ、自分の子どもを抱きしめながら、「あれは恐怖して怯えていました」と震えながら告げます。コタちゃんの泣き方を“機嫌が悪いだけ”で片づけようとする男性陣に対し、初めて親族側からも異を唱える声が上がったのでした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
子どもの泣き方や表情には、言葉にできない怖さや不安がにじみ出ていることがあります。家庭の中で怒鳴り声や威圧的な態度、物に当たる行為が続けば、子どもはそれをうまく言葉にできないまま、怖さだけを抱え込んでしまうこともあるでしょう。
「父親なんだから大丈夫」「大げさに考えすぎ」と周囲が決めつけてしまうと、そうした小さなサインはますます見えにくくなります。
家族を怖がらせる言動が繰り返されている場合は、家庭内のことだからと抱え込まず、信頼できる人や相談窓口(※)に相談してみてはいかがでしょうか。“まず声を上げる”ということが、親子の安全を守る一歩になるのかもしれません。
※DVの相談窓口
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0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます
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ますまゆ
