するとタイミングよく、コヨリさんのお母さんが登場。たくさんの料理を持ってきてくれました。自分に注目が集まらないことに不満が募る義母は、コヨリさんがヒドシにカウンセリングを提案した話を持ち出します。
ヒドシは「今は解決済み」と問題を軽く流そうとしますが、コヨリさんは、「激昂して他害するのをやめてほしい!」とはっきり告白。ヒドシは慌てて話を遮りますが、その空気に息子のコタローくんが泣き出してしまいます。ヒドシがコタローくんをあやそうと手を伸ばすと、コタローくんは激しく泣き叫び……。
コヨリさんのお母さんが「ヒドシさんに怯えているように見える」と指摘すると、義兄は「機嫌悪いときにあやすのなんて、母親じゃないとムリっしょ」とかばいます。しかし義兄の奥さんは、「あれは恐怖して怯えていました!」と、震えながら声を上げて……。
お願い、私の話を聞いて……!















義兄の奥さんは、「さっきの他害の話をもう少し詳しく聞かせてほしい」とコヨリさんに声をかけます。ヒドシは「母の日の集まりなんだから」と話題を変えようとしますが、義父も「私も詳しく聞きたい」と続き、逃げ場を失ったヒドシは顔面蒼白に。
コヨリさんは、ヒドシが日ごろから突然怒り出し、大声で怒鳴り続けること、物を投げつけたり壊したりすることを親族の前で打ち明けます。さらに、やめてほしいと訴えても「怒らせる方が悪い」と取り合ってもらえず、毎日怖くて怯えていたことも明かしました。
そしてコヨリさんは、コタローくんが泣くとヒドシが怒るため、息子も萎縮していることを告白します。さらに、離婚を切り出した際に胸ぐらをつかまれ、拳を振り上げられたことまで、親族の前で思い切って打ち明けるのでした。
◇ ◇ ◇ ◇ ◇
怒鳴られたり、物を壊されたりしたときに、「あなたが怒らせたから」「気持ちをわかってくれないから」と言われると、「自分が悪かったのかな」と思ってしまうことがあります。けれど、どんな理由があっても、相手を怖がらせるような怒り方をしていいわけではありません。
そして、怖い思いをしているのは大人だけではないこともあります。子どもはうまく言葉にできなくても、怒鳴り声や物に当たる音、大人のピリピリした空気を感じ取っているかもしれません。
怒鳴る、威圧する、物を壊す、胸ぐらをつかむといった行為がある場合は、DVに該当する可能性も。周りに相談しづらいときは、専門の相談窓口(※)に問い合わせる方法もあります。ひとりで抱え込まないことが、何より大切です。
※DVの相談窓口
【DV相談プラス】
0120-279-889:24時間、専門の相談員が対応してくれます
【DV相談ナビ】
#8008:お近くの都道府県配偶者暴力相談支援センターにつながります(相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なります)
ますまゆさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
ますまゆ