デート中、A君から耳を疑う言葉が
私とA君は、別の高校への進学が決まっていました。さらに、A君も私のことを好きらしいといううわさを耳にしていたこともあり、私は卒業前に少しでも距離を縮めたいと思っていました。
B子に相談すると、「私はA君と塾も高校も同じだから協力するよ!」と言ってくれました。そこで、A君の友だちにも声をかけ、4人で出かけることになったのです。
グループデート当日、A君と2人きりになったときのこと。突然、A君から「あのさ……俺のこと嫌いなんだよね?」と言われました。思いがけない言葉に驚き、「えっ!? どうしてそう思ったの?」と聞くと、A君は衝撃の発言をしたのです。
両思いだとわかってうれしい一方で
A君は、「俺のことを嫌ってるって、B子ちゃんが言ってたから……。だから今日、遊びに誘われてびっくりした」と話しました。
私はまさかの展開に驚きながらも、「嫌いどころか、むしろ逆だよ」と正直に伝えました。するとA君も、「え! 俺も好きだよ」と言ってくれたのです。
ずっと好きだったA君と両思いだとわかり、とてもうれしい気持ちになりました。しかし同時に、B子に対して「どうしてそんなことを言ったのだろう」と、疑問や悲しさが湧いてきたのです。
B子に理由を聞いてみると…
後日、B子にA君との交際を報告しました。そのうえで、「A君から聞いたんだけど、どうして私がA君を嫌いだなんて言ったの?」と理由を聞くことに。
するとB子は、「だって……私には彼氏がいないのにずるいと思って。A君にアピールしても、全然振り向いてくれなかったんだもん」と打ち明けたのです。
私は驚き、「B子もA君のことが好きだったの?」と聞きました。するとB子は、「別に好きってわけじゃないけど。ねえ、私にA君よりかっこいい彼氏ができるまで、付き合うのを待ってくれない?」と言ったのです。
その発言を聞いた瞬間、私の中で何かがプツンと切れたような気がしました。親友だと思っていたB子に、素直に応援してもらえなかったことが、とても悲しく感じたのです。
その出来事をきっかけに、私はB子と距離を置くように。卒業を迎えるころには、以前のように何でも相談できる関係ではなくなっていました。
その後、B子は高校進学後もしばらくA君にアピールしていたそうですが、A君は変わらず私との関係を大切にしてくれました。初めての恋で戸惑うこともありましたが、A君が誠実に向き合ってくれたおかげで、私にとって忘れられない思い出になりました。
著者:望月裕華/30代女性・2児のママ。独身時代にキャバ嬢、街コン、婚活などを経験。その経験を基に、現在は恋愛や過去の体験談を執筆している。
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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