交換を希望された席は…
一人で新幹線に乗っていたときのことです。窓側の席を予約していた私は、車内から景色を眺めながら、のんびりと過ごしていました。
すると、次の駅から乗ってきた、小学生くらいの子どもを連れた女性に声をかけられました。
「子どもと隣同士で座りたいので、席を代わってもらえませんか」
女性が示した交換先は、数列分後ろにある3人掛けの中央の席。私は景色を眺めながら過ごしたいと思い、事前に窓側の席を選んで切符を購入していました。そのため、中央の席に移ることには抵抗があったのです。とはいえ、断るのはとても心苦しく感じました。
それでも私は、「申し訳ありませんが、この席を希望して予約したので、交換は難しいです」と伝えてみることに。
女性は一瞬、不満そうな表情を浮かべました。そして、少し硬い口調で「そうですか」と答えると、それ以上は何も言わず、その場を離れていきました。
私は丁寧に断ったつもりでしたが、その場では「冷たいと思われたかもしれない」と気になり、しばらく落ち着かない気持ちに……。
しかし、後から振り返ると、相手の事情を理解することと、自分の希望を我慢することは別なのだと思いました。私は希望する席を事前に予約し、相手を責めることなく丁寧に断っています。必要以上に罪悪感を抱かなくてもよかったのかもしれません。
この出来事以来、相手に配慮しながらも、応じられないことは曖昧にせず伝えるよう心掛けています。
著者:富山紀伊/30代女性/4歳の女の子を育てている母親、会社員です。趣味はお菓子を作ることです。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)
※AI生成画像を使用しています
ベビカレの新幹線話、変なの多いぞ