「きもい」の3文字に凍りついた日
娘が3歳になったころ、義母に成長の写真を送るのが日課になっていました。
ある日、いつものようにすやすやと眠っている娘の写真を送りました。かわいいと喜んでもらえると思っていたのですが、義母からすぐに返ってきたのは「きもい」という一言でした。
あまりに予想外の言葉で、スマホを落としそうになりました。「何か怒らせてしまったのだろうか」「私、失礼なことをしてしまったのだろうか」と頭の中が真っ白になり、しばらく返信することができませんでした。
勇気を出して「どうしたんですか?」と送ると、すぐに義母から電話がかかってきました。「ごめんね、“気持ちよさそうね”って送るつもりだったの。予測変換で出てきた言葉を押し間違えたのよ」と、必死に説明してくれました。義母は普段からスマホの操作が苦手で、変換ミスも多い方です。それでも、今回ばかりはさすがに心臓に悪い出来事でした。
電話の向こうで義母が何度も謝ってくれて、最後には2人で笑ってしまいました。この一件があってから、文字だけのやり取りでは誤解が生まれやすいのだと実感するようになりました。それ以来、義母とは大事な内容については電話で確認するようになり、以前よりもコミュニケーションが取りやすくなったように感じています。今では、この出来事もすっかり家族の笑い話のひとつになっています。
著者:森下あかね/30代女性/3歳の女の子を育てる母です。義実家とは車で15分ほどの距離で、よく連絡を取り合っています。スマホ操作が苦手な義母とのやり取りにヒヤッとすることもあります。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年4月)