次女・ゆいちゃんを出産し、ようやく面会できるようになった優子さん。大変なお産を乗り越え、赤ちゃんと家族に会える喜びをかみしめたい時間のはずでした。ところが、産院にやって来た実母は「可哀想に」といつもの口癖を連発。
優子さんにとって、それは昔から聞き慣れた“母の口癖”でしたが、出産直後の心と体に、その言葉はいつも以上に重くのしかかってきて……。
産後の娘に向かって「可哀想」という母
















帝王切開で次女・ゆいちゃんを出産した優子さん。無事に家族が増えたことを幸せに感じていましたが、面会に来た実母は、長女・まいちゃんを見て「まだ2歳なのに妹が生まれて可哀想」と口にします。
さらに帝王切開についても「可哀想」と言われ、優子さんは「どんな方法でも、かわいい子を産めたことが幸せ」と反論。しかし母は優子さんの気持ちを受け止めず、見当違いな心配を重ねるのでした。
◇ ◇ ◇
出産直後の人にとって、周囲からの言葉はいつも以上に敏感に響くものです。だからこそ、「大変だったね」「無事でよかったね」とまず受け止めてもらえるだけで、心がほどけることもあるのではないでしょうか。
一方で、「可哀想」という言葉は、相手を思いやっているようでいて、本人の喜びや安心を一方的に否定してしまうことがあります。心配する気持ちがあったとしても、相手がどう感じているのかを確かめないまま決めつけてしまうと、寄り添いではなく押しつけになってしまうのかもしれません。
大切なのは、先入観で決めつけるのではなく、まず目の前の人の気持ちに耳を傾けること。何気ないひと言ほど、相手の心にどう届くのかを考えたいですね。
山野しらすさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。