楽しみにしていた映画の日
数年前の休日、私は久しぶりに会う友人と話題の新作映画を観に行きました。久々の再会ということもあり、その日をとても楽しみにしていました。
そんな中、家を出る直前、下腹部に少し重たいような違和感を覚えたのです。生理予定日はまだ先だったため、「まぁ大丈夫だろう」と深く考えず、そのまま出かけることに。
映画館に着くころには腰にも鈍い痛みを感じ始めていました。それでも生理が始まるとは思っておらず、「映画を観ているうちに落ち着くだろう」と、そのまま席に着きました。
映画の途中で起きたハプニング
上映が始まってしばらくすると、下腹部にじわっとした違和感がありました。
「うそ……もしかして、生理? 漏れたかも?」
一気に不安になり、映画の内容がまったく頭に入らなくなりました。座席を汚してしまう不安もあったので「ちょっとごめん……」と迷惑にならないよう離席し、急いでトイレへ。するとやはり生理が始まっていたのです。
下着とスカートの裏地には経血がついていましたが、幸いスカートの表面にまで汚れはしみていませんでした。
「生理かも?と感じていたのに……」
後悔ばかりが頭をよぎった私。
そして、映画の残り時間、椅子に座っていられるだろうか?さっきは大丈夫だったけれど、長時間座ることで椅子を汚してしまったら、トイレットペーパーでの一時しのぎだけでは心もとない……という思いから、私は最後まで映画を見ることなく帰宅することに。
一度席に戻り友人には事情を説明して謝罪、改めてメッセージでも謝罪の連絡をしました。
帰り道は情けなさでいっぱいだったことを覚えています。
あの日をきっかけに変えたこと
家に帰ってからも、「せっかく楽しみにしていたのに」と落ち込みました。
それ以降、「次は同じような後悔をしないように」という思いから、生理予定日だけを頼りにせず、体の小さな変化にも目を向けるように。少しでも違和感や生理の予兆のようなものを感じたら、替えの下着やナプキンを持ち歩くようにしています。
生理は予定どおりにならないこともありますし、思いがけないタイミングで始まることもあるのだと感じました。だからこそ、「大丈夫だろう」と思い込まず、少しでも違和感を覚えたら無理をしない、準備をすることが大切なのだと実感した出来事でした。
著者:中里涼子/30代女性・10年以上ライターとして活動。アメリカの大学への留学経験あり。女性の悩みなど多くのジャンルの記事を執筆。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)
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