姉が連れてきた「友だち」の正体は…
翌日、姉が来るまでまだ時間があると思っていた私は、化粧もせず、髪も簡単にとかしてまとめただけ。服装も、持参したマタニティパジャマのままでした。姉妹で会うだけなので、特に身なりを整える必要もないと思っていたのです。
ところが、しばらくすると姉からLINEが届きました。「病院に着いたよ。友だちを連れてきたけど、いい?」その時点で、「どうして友だちを連れてきたのだろう。お見舞いのあとに遊ぶ約束でもあるのかな?」と、少し引っかかりました。
産後でボロボロの姿を他人に見られることには抵抗がありましたが、1時間かけて来てくれたうえ、友だちを車で待たせるのも申し訳ありません。「同じ女性なら、まあいいか」と思い、「いいよ」と返事をしました。
しかし、その嫌な予感は的中。病室に入ってきたのは、姉と見知らぬ男性だったのです。
私は驚いた様子を悟られないよう、なんとか平静を装って2人を招き入れました。そして当たり障りのない会話を続けましたが、笑顔で娘を見る2人を前に、私はずっと居心地の悪さを感じていました。
「まさか、産後で入院中の妹の病室に、会ったこともない男性を連れてくるなんて……」普段は常識のある姉だけに、思いもよらない行動に驚かされました。姉はシングルマザーで、一緒に来た男性は、当時交際を考えていた相手だったそうです。その後、2人はすぐに別れてしまいましたが……。
信頼している姉ではありますが、後日、私は「産後でボロボロのときに知らない人を連れてくるのは、お見舞いされる側も気まずいと思うから、やめたほうがいいと思うよ」と伝えました。普段はしっかり者の姉ですが、あのときばかりは、まさに「恋は盲目」だったのかもしれません。
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出産直後は、体の痛みや疲れが残り、身なりを整える余裕がないこともあります。親しい家族であっても、面会にほかの人を連れて行く場合は、事前に相手の了承を得ておくことが大切です。産後の相手の体調や気持ちを第一に考え、負担なく過ごせるよう配慮したいですね。
著者:杉山はな/30代 女性・会社員。3児のママ。おいしくて節約にもなるレシピを探すのが日課。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)