私の言葉を聞いた女性は……
夫になじられ、うつむく女性を見た私は、放っておけなくなり、「私は変わります」「我慢は終わり!」と、自分の決意を伝えたのです。



















「悪魔のようだった義母でさえ、最後は安らかなやさしい顔だった」
女性は車の中で、どのように生きても人の行き着く先は同じだと考えます。そして、「もう若くないけど……私も限られた時間を、私のために」と、残りの人生を自分のために生きようと思い始めました。
一方、リンちゃんのママも、これまで抱えてきた母親への思いと向き合います。かなわなかった願いは自分のせいではないと区切りをつけ、これからはリンちゃんをたくさん抱きしめ、話を聞き、自分の人生を歩む姿を見せようと決意しました。
帰宅後、女性は、以前から夫との別れを考え、準備をしていたことを振り返ります。そんな女性に、夫は「お前は出来損ない。嫁にもらってやった恩は一生かけて返さなあかん」と侮辱の言葉を浴びせます。
しかし女性は、夫が家庭を顧みず、子育てや義母の介護をはじめ、家のことを長年自分ひとりに押しつけてきたことを指摘。すると夫は、女性の髪をつかんで「お前は俺に従ってりゃいいんだ!」と怒鳴りました。
それでも女性はもうひるむことなく、「十分、私はこの家に尽くした。さようなら」と夫に別れを告げたのでした。
◇ ◇ ◇
長年、否定的な言葉や暴力にさらされていると、自分の判断に自信を失い、別れを考えて準備をしていても、「自分にはできない」と行動に移せなくなることがあります。また、別れを告げたことで相手の暴力が激しくなる場合もあり、ひとりで立ち向かうのは危険です。悩んだときは、安全を最優先にし、信頼できる人や警察、専門の相談窓口に助けを求めるようにしましょう。
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