この世にいないはずの人が面会に…?
当時、県外に住む実の母は出産に立ち会ったあとすぐに実家へ帰宅済みで、義父母も県外に住んでおり、こちらを訪れる予定はまだ先のことでした。それに、産院の場所は両親と義父母にしか伝えていなかったので、面会に来る心当たりのある人は、他にいない状況でした。
不思議に思って「どんな人ですか?」と看護師さんに尋ねると、「黒い上下の服を着ていて、叔母さんだと言っています」との返答が。さらに、その方は私のフルネームを受付で正確に伝えたそうです。ただ、私の叔母は高校生のころ、つまり10年以上も前に他界しており、現在はこの世に存在していません。
面会の予定もないうえに、叔母は亡くなっているということを看護師さんに伝えると、受付に戻って確認してくれました。その後、「長い間連絡を取っていなかったので帰ります」と言い残し、その方は病院を去ったとのことでした。
天国の叔母が会いに来てくれたのか、それとも誰か他の人物が何らかの目的で訪れたのか、いまだにその真相は謎のままです。ただ、心当たりのない方の面会を断った判断は、やはり正解だったと感じています。当時、新生児との入院生活が始まったばかりだったためか、自然と危険察知能力が敏感に働いていたのだと思います。それでも、一体誰だったのかと思うと、今でも疑問が頭から離れません。
この出来事を通じて、入院中の面会には十分な注意が必要だと感じました。心当たりのない面会者が来た場合は、無理に会う必要はなく、断ることも大切な自己防衛の一つだと思います。特に産後は心身ともに無防備になりやすい時期だからこそ、少しでも不審に感じたら迷わず看護師さんや病院スタッフに相談することが大切だと実感。自分と生まれたばかりの赤ちゃんを守るために、直感を信じる勇気も時には必要なのだと感じた出来事でした。
著者:道永 ゆかり/30代女性・主婦
1歳・3歳・7歳の三姉妹の母。元小学校教諭。現在は専業主婦。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています