新婚旅行へ行くはずが…
新婚旅行の行き先を東北に決めた私たち。出発の前日まで夫が出張だったため、当日は別々の場所から出発し、目的地の空港で待ち合わせることにしました。
ところが、当時、私が暮らしていた離島はちょうど台風シーズン。新婚旅行当日、悪天候のため飛行機が欠航し、私は島から出られなくなってしまいました。
「明日には飛ぶだろう」と思っていたものの、翌日も、その翌日も欠航が続いてしまい……。結局、飛行機がようやく運航したのは、出発予定日から4日後のことでした。
一方、先に目的地へ到着していた夫は、旅行中に泊まる予定だったホテルをひとりで利用することに。空いた時間に周辺を観光したようで、訪れた場所の写真を送ってくれました。新婚旅行を楽しみにしていた私は、写真を見るたびにさみしくなり、思わず泣いてしまいました。
台風による欠航が続き、楽しみにしていた新婚旅行は、両親へのあいさつを済ませただけで終わってしまいました。あれから9年が経った今も、仕切り直しの旅行には行けていません。いつか夫婦でゆっくり旅をして、当時の心残りを解消できたらと思っています。
また、離島での暮らしは、悪天候になると移動や買い物が難しくなるなど、天候に大きく左右されました。離島ならではの魅力もありましたが、私たちの生活には合わず、2年後に島を離れることに。新婚旅行での出来事も含め、自分たちが安心して暮らせる環境について考えるきっかけになりました。
著者:近藤まみ/40代女性・主婦。ドラマ鑑賞と読書、カラオケが趣味。最近はYouTubeにもハマっています。
イラスト:わかまつまい子
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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