LINEグループの拒否から始まった嫌がらせ
娘は小学6年生になるとき、新しい小学校へと転入しました。転入した翌日、クラスの中心的存在であるAちゃんから「女子みんなが入ってるLINEグループがあるから入って」と誘われたそう。
娘が「お母さんに聞いてから入るね」と答えると、Aちゃんは「親に言うのはダメ」と真顔で釘を刺してきたとのこと。それでも娘はグループに入りませんでした。
すると翌日から、あからさまな嫌がらせが始まりました。給食のおかずがいつの間にかひっくり返されていたり、筆箱がゴミ箱に捨てられていたりと、何か起こるたびにAちゃんと取り巻きの子たちが笑っていたというのです。
後から判明したのですが、前日にAちゃんがLINEグループ内で「実行係」を指名し、実行できた子を放課後に褒めるという仕組みが出来上がっていました。すべての行動が、大人の目の届かない場所でおこなわれていたのです。
担任の先生に相談するも状況は悪化し…
学校と協力しなければ解決できないと考え、私と娘は担任の先生へ相談しに行きました。しかし、返ってきたのは「あの子たちがそんなことをするはずありません」という無理解な言葉でした。
さらに困ったことに、先生は私たちが相談に訪れた話を、翌日そのままAちゃんに伝えてしまったのです。当然その夜のLINEグループは、「チクるなんて許せない」「もっと懲らしめよう」といった発言が飛び交い、荒れに荒れたと後で知りました。
見て見ぬふりをやめてくれた女の子
しかし、そこで見て見ぬふりをやめてくれた子が一人だけいました。普段から群れず、騒がず、静かに距離を置いていたBちゃんです。
最初は黙って見ていた彼女も、いじめがエスカレートしていく様子を見て我慢できなくなったようでした。
Bちゃんは翌日の放課後、娘と一緒に学年主任の先生の元へ向かってくれました。そして先生に自身のスマホを差し出し、LINEグループの内容を見せながら「こういうの、私ほんと嫌なんで」とはっきり伝えてくれたのです。
翌朝には当事者全員が学年主任に呼び出され、いじめの全容が明るみに出ました。LINEグループの存在も保護者へ知らされてグループは解体され、担任の先生にも学年主任から指導が入りました。
おかげでその後はいじめもなくなり、娘は楽しく小学校生活を終えることができました。今でも娘とBちゃんはとても仲良くしており、私は感謝の気持ちでいっぱいです。
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子どもがいじめやトラブルに巻き込まれた際、担任の先生だけで解決が難しいと感じた場合は、学年主任や教頭・校長先生といった学校の管理職へも早めに相談してみましょう。
また、近年のSNSトラブルでは画面のスクリーンショットなどの客観的な記録を残しておくことが解決への手がかりになります。
学校での解決が難しい場合は、法務省の「こどもの人権110番」(0120-007-110)や、文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル」(0120-078-310)などの外部相談窓口の利用も検討してください。
著者:大槻つぐみ/40代女性。2013年生まれの女の子のママ。小学校で学習指導員のパート勤務。妊娠出産でのブランクに戸惑いながら仕事に奮闘中。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています