善意で引き受けた送迎中に起きた事故
ママ友からは「本当に助かる!」「いつもありがとう!」と何度も感謝されていたため、私は何の疑問も抱かずに送迎を続けていました。
そんなある日の帰り道、駐車場で車を動かした際にポールへ軽く接触してしまいます。速度はほとんど出ておらず、車に小さな傷が付いた程度。
同乗していた子どもたちもママ友も変わらず会話をしており、その場で体調不良を訴える人はいませんでした。
3日後に届いた100万円の請求LINE
ところが3日後、ママ友から「事故のせいで首と腰が痛い」とLINEが届きます。驚いた私は「大丈夫? 病院には行った?」と返信しましたが、返ってきたのは予想していたような言葉ではありませんでした。
「仕事を休んだから損害が出た」
「慰謝料も含めて100万円くらい請求できると思う」
さらには「保険で足りなかったら払ってくれるよね?」と書かれていたのです。思わず二度見し、「え? 私が払うの?」と返すと、「だって運転していたのはあなたでしょ?」「責任を取るのが普通じゃない?」との返答が。
その後も「弁護士に相談する」「逃げないでね」と執拗に連絡が来るようになりました。
保険会社の調査で判明した真実
恐怖を感じた私は、自分の加入している保険会社へ相談しました。調査の結果、事故と症状の因果関係は認められず、高額請求にも根拠がないことが判明。
保険会社からの説明をママ友へそのまま伝えると連絡はピタリと止まり、サッカークラブでも私を避けるようになって自然と関係は終わりました。
善意の送迎がまさか金銭トラブルへ発展するとは思ってもいませんでした。親しい間柄であっても、お金が絡む揉め事が起きれば「仲が良いから大丈夫」は通用しません。一番怖かったのは事故そのものではなく、信頼していた相手から突然「責任取ってよ?」と言われたことでした。この出来事以来、私は安易に送迎を引き受けないようにしています。
著者:藤崎あかり/40代女性。2014年生まれの長女と2017年生まれの長男、夫の4人暮らし。介護福祉士としてデイサービスに5年間勤務後、出産・育児を機に退職。現在は在宅ワークをしながら子育てに奮闘中。趣味は旅行とカフェ巡り。人との出会いや子育てで経験した出来事を文章にすることが好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています