好きな先輩の前で盛大にコケた
ある日、下校のために学校の階段をおりていたところ、なぜか足を踏み外し、盛大に転げ落ちてしまいました。
私が転げ落ちた先にいたのは……なんと、当時好きだった憧れの先輩! 私が転げ落ちる姿は先輩にもバッチリ見られていて……。あまりの恥ずかしさにそのまま逃げるように帰宅したのですが、悲劇はここで終わりではありませんでした。
さらなる悲劇
帰宅後、足首が見たことのないレベルで腫れ上がっていたのです。親に話し、急いで病院へ。医師から「これは結構しっかりと捻挫ですね」と冷静に宣言され、しばらくギプスをつけて生活することになりました。恥ずかしいというダメージから、リアルなダメージも追加された展開になりました。
翌日、松葉杖で登校すると、下駄箱でなんと先輩に再会。
松葉杖姿の私を見た先輩は、一瞬で察したようで……
「え!? もしかして、昨日階段から転げ落ちたから!? 大丈夫!?」
と、驚きからか、かなり大きな声で口にして……。校内全体に響き渡ったのではないかと思うくらいの大きな声でした。
心配してくれたのはうれしいものの、周囲の生徒からの視線を受けることになり、さらに先輩の言葉で「私が階段から落ちて、松葉杖を使うほどのケガをした」ことを一気に知られ、本当に恥ずかしかったです。まるで社会的に階段から落ちた感覚でした。
その後、あまりのトラウマすぎてしばらくは転げ落ちた階段は避けるように。ただ、足が治り時間が経つにつれて、笑い話として受け止められるようになりました。こうした黒歴史も、「あんなことあったな」という思い出に変わるのだと、大人になった今実感しています。
著者:階谷さくら/30代女性・社会人。文章を書くことや物事を整理するのが好きで、日常の出来事もよく言語化して楽しんでいる。階段の上り下りは未だに苦手。
イラスト:たこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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