わが家の駐車スペースを通り抜ける近所の人々
わが家の横には駐車スペースがあるのですが、ある日、近所の人がそこを横切っていることに気づきました。最初は「たまたまかな」と思っていましたが、朝の通勤や通学の時間帯になると、何人もの人が敷地内を通り抜けていくようになったのです。
どうやら、そこを通ると少し近道になるようでした。とはいえ、そこは道路ではなく、私たちの家の駐車スペースです。新築の家に引っ越してきたばかりで近所の人とトラブルになるのも避けたく、しばらくは何も言えずにいました。
けれど、毎日のように敷地を横切られるうちに、モヤモヤは大きくなっていきました。車を出し入れする場所でもあるため、「もし人とぶつかりそうになったらどうしよう」という不安もありました。
そんなある朝、車を出そうとゆっくり動かし始めたところ、小学生くらいの子どもが駐車スペースに入ってきました。私は慌ててブレーキを踏み、車を止めました。幸い接触はありませんでしたが、一歩間違えば事故になっていたかもしれません。そのとき、「このまま黙っていてはいけない」と強く感じました。
近所の人に直接注意することも考えましたが、できればトラブルは避けたいところです。そこで、まずは地域内で注意を呼びかけてもらえないかと思い、地域の役員の方へ相談することに。
役員の方は事情を聞いたうえで、近隣の家庭に「私有地のため、通り抜けはご遠慮ください」という案内を回覧してくださいました。併せて、私たちも駐車スペースの見えやすい場所に小さな看板を設置。
その後、敷地を通り抜ける人はほとんど見かけなくなりました。安心して車を出し入れできるようになり、ようやく落ち着いて生活できるようになった気がしました。
近道をしたい気持ちはわかりますが、駐車スペースは車を出し入れする場所であり、私有地でもあります。小さなことだと思って我慢を続けていたら、事故につながっていたかもしれません。
今回は、地域の役員の方に相談したことで、近所の人と直接もめることなく解決できました。自分だけで対応するのが難しいときは、一人で抱え込まず、第三者に相談することも大切だと感じた出来事です。
著者:森田彩/30代女性/夫と小学生の子ども2人と暮らす母。パート勤務
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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