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「いらないよ」幼なじみに渡した善意の贈り物。私の胸が締め付けられたワケ

「こういうウワサを見かけたから、私からプレゼントするね」そう言って手渡した小さなマスコット。私はただ、力になりたかっただけでした。でも、その直後に幼なじみから返ってきた言葉に、胸の奥がきゅっと締めつけられました。

 

善意のプレゼント

30代前半のころ、幼なじみが結婚しました。彼女は若いころに婦人科の手術を受けており、結婚後に不妊治療を始めました。治療の大変さを、時々私に話してくれることもありました。

 

ある日、インターネットで「あるキャラクターのマスコットを人からもらうと子宝に恵まれる」というウワサを目にしました。少しでも気持ちの支えになれたらと思い、次に会ったときにそのマスコットをプレゼントしたのです。

 

幼なじみの言葉に気付いたこと

マスコットを渡した私に、彼女は落ち着いた声で言いました。

 

「あのね、私は不妊治療のことをそこまで重く受け止めていないから、こういうものはいらないよ」

 

責めるような口調ではありませんでした。それでも私は、自分の「力になりたい」という気持ちばかりを優先してしまったことに気付きました。

 

まとめ

励ますつもりで取った行動でも、相手が同じように受け止めるとは限らないのだと知りました。大切なのは、何かをしてあげることだけではなく、相手の気持ちをそのまま尊重することなのだと、幼なじみのひと言から学びました。

 

この経験を通して、相手の立場や気持ちをより丁寧に想像し、善意であっても一方的にならないよう心がけたいと思いました。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

著者:中川律/40代女性・会社員

イラスト:ほや助

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)

 

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