義母から届いた1通のLINE「名前はもう決めたからね」
第1子を妊娠中、体調がようやく安定してきたころのことです。義母から突然、LINEが届きました。
そこには、「赤ちゃんの名前は決めたから! 出生届も出しておくわ」と書かれていたのです。
読んだ瞬間、私はスマホを持ったまま固まってしまいました。こちらは何も相談していないのに、名前を決めたうえ、出生届まで出すと言われ、頭がうまく追いつきませんでした。
すぐに言い返すこともできず、私は震える手で義母に返信しました。
「夫に相談します」
すると、すぐに義母から返事が届きました。
「え? 相談なんて必要ないでしょ。初孫なんだから、私が考えるのは当然よ」
その言葉に、私はさらにあ然としてしまいました。私はすぐに夫へ連絡しました。義母から届いたLINEを見せると、夫は驚いた様子で、「勝手に決めるなんてあり得ない」と言い、その場で義母に連絡してくれました。
しかし、義母は夫から説明されてもすぐには納得しませんでした。それからしばらく、義母との間には気まずい空気が続きました。
最終的には、夫が「名前は自分たち夫婦で決めたい」という気持ちを、時間をかけて丁寧に伝えてくれました。今では義母も、名前は私たち夫婦で決めるものだと受け入れてくれています。
あのときは、突然の申し出にどう反応すればよいのかわかりませんでした。それでも、夫が間に入ってくれたおかげで、大きくこじれることなく収まったのです。
振り返ってみると、義母に悪気はなく、孫の誕生が楽しみで先走ってしまったのかもしれません。ただ、赤ちゃんの名前や出生届に関することは、まず夫婦で話し合って決めたいものです。今回は一人で抱え込まず夫に相談し、夫婦の考えをそろえて伝えたことで、義母にも少しずつ受け入れてもらえました。あの出来事をきっかけに、家族の大切なことほど、夫婦で同じ方向を向いて話すことが大切なのだと実感しました。
◇ ◇ ◇
赤ちゃんの名前や出生届について、「祖父母が勝手に決めたり、届け出たりできるの?」と気になった方もいるかもしれません。出生届の届出人、つまり届書に署名する人は、原則として生まれた子どもの父または母です。祖父母であることを理由に、親に代わって届出人になれるわけではありません。
なお、父母などが記入・署名した出生届を、祖父母など別の人が役所へ持って行くことは可能です。ただし、その人が届出人になるわけではなく、名前などの記載内容を勝手に決めたり、変更したりすることはできません。
赤ちゃんの名前や出生届について、義父母や両親と意見が食い違うこともあるかもしれません。そんなときは、まず夫婦で考えを確認したうえで、お互いの思いを伝えながら話し合えるといいですね。
著者:林奈緒/20代女性/3歳娘と2人目妊娠中の専業主婦ママ。趣味はキックボクシングとネイル
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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