グループLINEに届いた本音「ほんと最悪」
B子とは、月に1回ほどランチをする仲でした。子どもの年齢も近く、育児の話もしやすかったので、気を使いすぎずに会える相手だと思っていました。
ある日、いつものようにランチの約束をしていたのですが、前日の昼ごろから子どもが発熱。急なことで申し訳ないと思いながら、B子にLINEで「ごめんね。子どもが熱を出しちゃって、明日のランチに行けなくなった」と伝えました。
すると、B子からはすぐに「全然大丈夫だよ! 熱お大事にね」と返信が。私は少しほっとしました。子どもの体調不良は急に起こるものですし、お互いに子育て中なら、わかってもらえると思っていたのです。
ところが翌日の昼前、スマホに通知が届きました。B子と共通のママ友が数人入っているグループLINEです。何げなく開くと、B子からメッセージが続けて送られていました。
「ほんと最悪〜」
「お店の予約キャンセルしないと」
「Aちゃんママのせいで面倒くさ」
一瞬、頭が真っ白になりました。「Aちゃんママ」は、グループ内で私を指す呼び方です。子どもの発熱でランチをキャンセルした私のことだと、すぐにわかりました。
その2分後、B子から「ごめん! 間違えた」と送られてきました。どうやら、別の相手に送るつもりだったメッセージを、誤ってグループLINEに送ってしまったようです。
前日には「全然大丈夫だよ! 熱、お大事にね」と言ってくれていたのに、裏では私を責めていたのだとわかり、ショックでした。予定がなくなって残念だった気持ちは理解できます。それでも、子どもの発熱を理由にしたキャンセルを「私のせい」と言われたことは、簡単には受け流せませんでした。
返信するか迷いましたが、何も言わないのも気まずくて、私は「今日は本当にごめんね」とだけ送りました。B子からは「違うの。やっと予約が取れたお店だったから、予定がなくなって残念だったし、キャンセルの連絡も面倒で、つい愚痴っちゃっただけ。責めるつもりはなくて……」と返ってきましたが、すぐに以前のような気持ちには戻れませんでした。
それ以降、B子と2人でランチをすることはなくなりました。会えばあいさつはしますし、必要な連絡も普通に取っています。ただ、自分から予定を合わせて会おうとは思わなくなったのです。
今振り返ると、B子も軽い愚痴のつもりだったのかもしれません。それでも、一度目にしてしまった言葉を、なかったことにはできませんでした。子育て中は予定変更がお互いに起こり得るからこそ、相手を責めるような言葉には気を付けたいと思います。また、無理に以前と同じ関係へ戻ろうとせず、自分が心地よくいられる距離を保つことも大切だと感じました。
著者:春木さな/20代女性/8歳と6歳の兄弟を育てている専業主婦。現在、10年ぶりの就職活動中
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)