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母「長男は優秀なのにあなたはダメね」優秀な長男だけ贔屓→数年後、長男が豹変…母が崩れ落ちたワケ #こどおじ義兄 32

「こどおじ義兄は家族ですか?」第32話。木本家の二男・幹也に嫁いだ梢は、義実家で暮らす義兄・草一の存在に戸惑っていました。草一は結婚せず、中年になっても実家で暮らす、いわゆる「子ども部屋おじさん=(こどおじ)」。義母はそんな草一を何かと気にかける人でしたが、梢たちに子どもが生まれてからは、長男の葉介ばかりをかわいがり、長女の華にはあまり関心を示さなくなっていきます。

木本家の二男・幹也と結婚した梢は、結婚前に義実家を初訪問した際、下着姿で現れた幹也の兄・草一の言動に驚きます。草一は仕事をせず、長く実家で暮らしている状態。義父母はやさしく話しやすい人たちですが、距離感の近さやデリカシーに欠ける一面があり、また義母は何かと草一を気にかける様子にも引っかかっていました。

 

その後生まれた、息子・葉介は、義実家に甘やかされて育ったためか、欲しいと思ったものが叶えられないと駄々をこねて大暴れするように。しかし、大人もラクをさせてもらえる義実家には一家で頻繁に訪問していました。

 

ただ、梢が2人目・華を出産すると、義母は長男と長女で差をつけるようになり、葉介はますますわがままに。義母は葉介には甘く、華には厳しくあたるくせに、華を連れて行かないと「必ず連れて来て!」と怒鳴るほど執着している様子です。義兄も、義実家に来続けることは子どもたちのためにならないと、夫・幹也に忠告します。

 

梢も、義母と葉介について、妹・苗に相談。そこで梢は、義母に甘えてラクをし、葉介のしつけから逃げていたこと、自分がちゃんと家族と向き合ってこなかったことに気づきます。そんなとき、葉介が学校で仲間外れをされていること、それを妹の華があざ笑っていることを知り、ショックを受けた梢は、子どもたちのため、しばらく義実家には行かないと夫に告げます。

 

始めは猛反発した夫ですが、梢に、義母による兄との扱いの違いを受けていたのではないかと指摘された夫は、「母は、俺より兄貴を愛していた」と自身の心の闇について話し始めたのです。

 

草一と幹也はどのように育ったのか…

こどおじ義兄は家族ですか?/音坂ミミコ

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小さなころからまじめで優秀で、神童と言われながらもそれを鼻にかけることがなかった優しい義兄・草一。そんな義兄が、弟である夫・幹也も義母も自慢でした。一方、義兄に比べ、平凡だった幹也に義母は失望し、期待をかけることもありませんでした。

 

義兄の高校受験の日に発熱した幹也に「タイミングが悪い」「草ちゃんに近寄らないで」「あんたは寝てるのよ。私も受験が終わる夕方まで帰らないから」と言い、体調を崩したまだ小学生の幹也を家においたまま、義兄の受験に付き添うような義母でした。

 

その後、県内トップの高校に進学した義兄。義母は鼻高々でしたが、幹也はそんな義兄をだんだん疎ましく感じるように。義兄も優秀な高校のなかではあまり成績が振るわず、義母の期待に応えようと努力するほど疲れ、笑わなくなっていました。

 

なんとか義母の望む国立大学に進んだ義兄は、高校時代より楽しそうに見えましたが、ある日突然ひきこもりに。慌てふためき、しきりに義兄に謝っていた義母は、それからは義兄にプレッシャーをかけず、とてもやさしく接するようになりました。

 

自堕落な生活を送り、容姿も性格も変わっていく義兄に、幹也はつらく感じつつも、義母が急に幹也に目を向け始めたことで、心が満たされていくのを感じていったのです。

 

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優秀だった義兄ばかりに期待し、平凡だった幹也にはあまり期待しなかった義母。幼いころから、義母はきょうだいを比べ、接し方に差をつけていたのですね。しかし、優秀だったからこそ義兄には「もっとできるはず」と過度なプレッシャーもかけ、義兄から笑顔を奪ってしまいました。

 

その後、大学生活を楽しんでいた義兄が急にひきこもるようになったのは、実は義母が義兄の恋愛に首を突っ込んだことが原因。義母の愛は過度すぎたようですね。

 

子どもは、親の所有物ではなく、親とは違う意思を持つ1人の人間です。親は子どもへの愛情が故に、子どもの未来に期待もしますが、過度になるとマイナスに。親がするべきことは子どもの未来に期待すぎることではなく、子ども自身が望む未来に向かうためのサポートをし、困ったときに適度に助け、見守る愛情を注ぐことではないでしょうか。私たちもそのことを心に留めながら、子育てをしていきたいものですね。

 

 

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この記事の著者
著者プロファイル

マンガ家・イラストレーター音坂ミミコ

関西在住の2児の母。スキマ時間を使ってコソコソと漫画を描いています。 実話ベースのお話や創作マンガをブログ、Instagramで発信中。

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