ママ友からの不可解な相談…真相は
ある日、ママ友からLINEが届きました。
「ねえ、インフルエンザってどうやったらなれると思う?」
「え? なんで?」
「いや、ちょっと理由があって……」
インフルエンザにかかりたい理由とは何だろう。仕事や予定を休みたいのか、それとも何か困った事情があるのか。心配になって理由を尋ねると、どうやら仕事に関係することのようです。
ママ友はフリーランスで働いています。私はてっきり、仕事を休まなければならない事情でもあるのかと思いました。
それでも話がよく見えないまま、インフルエンザは、なりたくてなるものではないし、軽く考えないほうがいいと返信しました。
しかし、ママ友から返ってくる言葉は、どうにも要領を得ません。私は「わざわざかかりたい人なんて初めて聞いたよ」と返信しました。すると、ママ友から続けてメッセージが届きました。
「やっぱり、フォロワーが3万人くらいいないと無理かな?」
フォロワー?
そこで、ようやく気づきました。
「もしかして、インフルエンザじゃなくて、インフルエンサーになりたいの?」
するとママ友から、「そうだよ。さっきからインフルエンサーの話をしてるんだけど!」と返事が届きました。
どうやらママ友は、「インフルエンサー」と入力したつもりが、「インフルエンザ」と変換されていたようです。
実はママ友は、SNSを仕事の集客につなげたいと考えていました。周囲には、SNSでの発信をきっかけに仕事を増やした人もいたため、自分も発信力のあるインフルエンサーになりたいと思っていたそうです。
一方の私は、誤入力に気付かないまま、真剣にインフルエンザの話をしていました。勘違いがわかると、2人で大笑いしました。
文字だけのやりとりでは、一度思い込んでしまうと、少しくらい会話がかみ合わなくても、そのまま読み進めてしまうことがあるのだと実感した出来事でした。今回は笑い話で済みましたが、大切な話で同じような行き違いが起きると、思わぬ誤解につながるかもしれません。
今は、LINEで違和感のある言葉が届いたときは、内容を深読みする前に、入力間違い、変換間違いなどではないか確認しようと思っています。また、自分自身も入力には気をつけようと改めて思いました。
著者:山瀬りさ/30代女性/2児の母。義実家と同居中
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)