

義実家のアイドル犬にメロメロ♡
初めて義実家を訪れたとき、私はすぐにその子のファンになりました。小さな体でしっぽを振りながら駆け寄ってくる姿がかわいらしく、「次に来るときはおやつを持ってこよう!」と思ったほどです。
ところが、忘れられない出来事が起きたのは、2回目に義実家を訪れたときでした。
その日はちょうど生理中でしたが、特に気にせず義実家へ向かいました。すると、玄関に入った瞬間から、犬はどこか落ち着かない様子だったのです。
スカートの中に顔を…!?
犬は私の足元を離れず、しきりにニオイを嗅いできます。最初は「久しぶりだからかな?」と思っていました。
ところが次の瞬間。犬は私のスカートの中へ顔を突っ込んできたのです。
立てば足元にまとわりつき、座ればおしりのあたりをずっとクンクン。おやつを見せても、おもちゃを見せても、私のそばを離れようとしませんでした。
「ちょ、ちょっと~!」
あまりの執着ぶりに、私は理由がわからず戸惑うばかりでした。
義母と義妹のひと言にホッ
そんな様子を見た義母と義妹が、必死に犬を引き離そうとしてくれました。そして、義母が申し訳なさそうに私に尋ねたのです。
「ごめんね。もしかして、生理中だったりする?」
私がうなずくと、義母は「この子、生理中の人には特に反応しちゃうの」と教えてくれました。さらに、「嫌な思いをさせていたらごめんね」「体調がつらかったら無理しないでね」とやさしく声をかけてくれました。
その話を聞いて、私はようやく納得しました。その後、義妹もおもちゃで気を引いてくれたおかげで、犬は少しずつ落ち着き、私も安心して過ごせるようになりました。
後から知ったのですが、犬が人間の生理のニオイに反応することは珍しくないそうです。
それ以来、生理中に義実家へ行くときはズボンを選ぶようになりました。それでも愛犬にはすぐに気づかれてしまい、その後も何度か同じようにクンクンされたことがあります。
当時は本当に恥ずかしかったものの、義母や義妹のやさしさに救われた出来事でした。今では生理のことも気兼ねなく話せる関係になり、思い出すたびに少し笑ってしまうエピソードです。
著者:今西梨沙/30代女性・2023年、2024年に男児を出産。薬剤師資格保有。専門知識を生かして、健康や美容にかんする記事を執筆している。サッカー観戦と料理が趣味。
作画:まっふ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年5月)
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