誰か入ってきた? 気配はするのに音がしない……
「隣に誰か入ったのかな?」そう思ったのですが、しばらく待っても赤ちゃんの泣き声は聞こえません。保護者が赤ちゃんに話しかける声もなく、ただ小さな物音と、心なしかひそひそ声が聞こえてきているような気がしました。
授乳室なら、赤ちゃんを連れた人が使うはず……。それなのに、赤ちゃんやお母さんの声は一切聞こえません。どうにも不自然な空気に、私は少し不安になりました。
授乳を終えてから、そっとカーテンを開けて周囲を確認しました。けれど、ぱっと見たところ誰もいません。「え……今の気配、何だったの?」
そう思った次の瞬間、別の個室のカーテンが揺れ、小学生くらいの子どもたちが数人、笑いながら飛び出してきたのです。どうやら授乳室を、かくれんぼの隠れ場所にしていたようでした。
私は驚くと同時に、「ここは遊ぶ場所ではないのに……」とモヤモヤ。赤ちゃんを連れて利用する人が多い場所だからこそ、走り回ったり遊び場のように使ったりするのはやめてほしいと感じました。
それ以来、授乳室を利用するときは、周囲の様子も少し確認するようになりました。静かで安心できるはずの場所で起きた、忘れられない出来事です。
◇ ◇ ◇
授乳室は、赤ちゃんのお世話をするための大切な場所です。授乳中の親子や、眠っている赤ちゃんが利用していることもあるため、遊び場のように使うのは避けたいですね。
子どもにとっては何気ない遊びでも、周囲の人を驚かせたり、不安にさせたりすることがあります。公共の場では、その場所が何のためにあるのかを親子で確認しておくことも大切ですね。
著者:荒木 里奈/20代/放課後児童クラブで働く一児の母。趣味は宝塚鑑賞とウィンドウショッピング。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています
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