結婚のあいさつに来た綾乃さんは、母の失礼な発言にも笑顔で対応。学歴への決めつけにはラップで返し、突然のギャグで場を和ませるなど、明るくユーモアのある一面を見せます。
その人柄に優子さんは安心感を覚えますが、母は苦手意識を残したまま。さらに、両家顔合わせを前に、綾乃さんの実家が広島から来ると知ると、「地方の人は可哀想」と偏見まじりの言葉を口にします。
母を参加させるのは危険かもしれない。そう考えた優子さんは、自分が代わりに顔合わせに出るつもりで当日を迎えますが……。
どうして連れてきたの!?










両家顔合わせ当日、待ち合わせ場所に現れた父の隣には、来ないはずだった母の姿が。優子さんは「連れて来ないでって言ったのに!」と青ざめます。父は、日程を聞かれたから正直に答えた、家族で隠し事をするのは嫌だったと説明。さらに、相手の家族にも両親そろって挨拶しないと悪いだろうと、悪気なく母を連れてきた理由を話します。
それどころか父は、母の失言リスクを「親子げんか」のように受け止めており、「仲直りして今日を楽しもう」と明るく言い出します。優子さんは、父が状況の深刻さをまったく理解していないことに、さらに焦りを募らせるのでした。
◇ ◇ ◇
親子のわだかまりは、そばで見ている人には「ちょっとしたすれ違い」に見えてしまうことがあります。けれど実際には、長年積み重なった違和感や不安がある場合もありますよね。
だからこそ、「親子なんだから」と一緒にいることを促す前に、なぜ距離を取ろうとしているのかを考えることも大切です。大事な場を守るための線引きを、わがままや意地と決めつけず、まずは本人の不安に耳を傾けたいですね。
山野しらすさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
山野しらす
