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義姉「高級ベビーカー譲って!」まだ使ってるのに…夫と義母も加勢⇒3人まとめて義妹から痛快なひと言

娘が2歳になるころに義姉の第2子妊娠がわかり、義母から「使っていないベビーカーあるでしょ?」とお下がりの要求がありました。しかしそれは、娘が生まれるお祝いとして、私の祖父がプレゼントしてくれたベビーカー。手放したくなくて返答に困っていると……。

思い入れのあるベビーカーを…?

娘が生まれる前に、私の祖父がプレゼントしてくれた海外ブランドの高級ベビーカー。新生児期から4歳ごろまで使えるものですが、抱っこが好きな娘はたまにしか使う機会がなく、1歳を過ぎるころには倉庫に置いておくことが増えました。しかし、まだ必要な場面ももちろんありますし、何より祖父からのお祝いということもあり、私はベビーカーを大切に手元に置いていたのです。

 

そんな中、義実家で親戚の集まりがありました。義実家は車で1時間ほどのところにあり、2~3カ月に一度ほど家族で遊びに行くのを私も娘もいつも楽しみにしてます。

夫の姉が第2子を妊娠したお祝いで盛り上がるなか、義母が「あなたたち、全然使っていないベビーカーがあるでしょう? ちょうどお姉ちゃん(義姉)が新生児用を欲しがっているから、譲ってあげなさいよ。お姉ちゃんとも、あなたのところのベビーカーならおしゃれでいいわねって話していたのよ」と言ったのです。

 

 

義姉は上の子の保育園送迎があるため、生後すぐから使えるタイプが必要だと義母に相談していたよう。私があっけにとられていると、隣にいた夫が口を開き「どうする? たしかにうちはあんまり使っていないし、お姉ちゃんに譲れば役に立つかもしれないね。ちょうど、倉庫にマンガをしまうために断捨離したいと思っていたし」と言い出しました。まだ使うこともあるし、祖父からのプレゼントで大切にしていると知っているにも関わらず、夫は安易に同調し始めたのです。

 

親戚一同がいる前で断るのは非常に角が立つ行為。私が返答に困って黙り込んでいると、夫の妹が助け舟を出してくれました。「お兄ちゃん、何言ってるの。そのベビーカーは〇〇ちゃん(私)のおじいさんが選んでくれたお祝いでしょ。いくらあまり使っていないからといって、他人に譲れなんて失礼だよ。むしろ、自分のマンガを処分しなよ」と、夫を注意してくれたのです。義妹には以前、一度だけベビーカーの話をしたことがありました。まさかその話を覚えてくれていたとは思わず、私はうれしさで胸がいっぱいに。

 

 

しかしそんな義妹の正論に、義母と義姉は不満そうに顔をしかめました。義母は悪びれもせず、「何言ってるのよ。お祝いだろうがなんだろうが、使わずに倉庫で腐らせておくほうが勿体ないでしょう? 親戚同士なんだから助け合いじゃない。高価な海外ブランドなんだし、お姉ちゃんが使ったほうがベビーカーだって浮かばれるわよ」と開き直ったのです。

 

義姉もそれに頷き、「そうだよ~、〇〇ちゃんのおじいちゃんだって、親戚の赤ちゃんの役に立つなら喜んでくれるんじゃない? 買うと何万もするし、譲ってくれたら助かるんだけどな」と、図々しくクレクレと催促してきたのです。

 

 

あまりの非常識な理屈に絶句する私。しかし庇うように、義妹はさらに強い口調で「お母さんもお姉ちゃんも、あつかましいにも程があるよ!」と義母と義姉を一刀両断してくれました。続けて「お姉ちゃん、海外ブランドのベビーカーをタダで手に入れて、周りに自慢したかっただけでしょ? 自分の見栄のために人の大切なお祝い品を『使ってないからちょうだい』だなんて、恥ずかしいと思わないの?」と言います。どうやら義姉は、友人が海外ブランドのベビーカーを使っていたようで「第2子は、海外のベビーカーを使いたい」と、周囲にもらしていたそうなのです。

 

「どうしてもタダでベビーカーが欲しいなら、私のお下がりを使いなよ。うちのは国内メーカーだし使い込んでるけど“タダで欲しい”なら文句言わないでよね。勝手に人の持ち物を品定めして奪おうとするのはやめな!」と一喝。大勢の親戚の前で図々しい本音を暴かれた義母と義姉は、顔を真っ赤にして絶句。ぐうの音も出なくなった二人は、バツが悪そうに黙り込むしかありませんでした。

 

 

夫も自分の配慮不足と2人の非常識さにようやく気づいて青ざめたようで、帰宅したその日の夜に平謝りしてきました。義母と義姉もその後義妹にさらにお説教されたらしく、後日「図々しいことを言って本当にごめんなさい」と謝罪してきて、それ以来無茶なお願いをされることはなくなりました。

 

義実家という断ることが難しい空気の中で、唯一毅然と味方をしてくれた義妹。彼女のやさしさと正義感には、感謝の言葉しかありません。親しき仲にも礼儀ありという言葉通り、たとえ家族であっても他人の持ち物を勝手に差配してはいけないと感じました。ベビー用品は思い出が詰まっていて、たとえ使っていなかったとしても手元に残しておきたいと感じる人も多いと思います。物に込められた背景や大切な思いについて普段から夫としっかり言葉で共有し合う重要性と、思い出を自分自身で守れる強さを持たなければと感じた出来事でした。
 

 

著者:天野朋美/20代・ライター。おしゃべりが大好きな2歳のひとり娘を育てるママ。ライターをしながら平日はワンオペ育児中。映画鑑賞とカフェ巡りで、日々のストレスを発散している。

 

作画:

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年2月)

 

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