文句ばかりの義父母にげんなり
義父母は顔を合わせるなり「今日は暑すぎる!」と言い始め、どこへ行っても「人が多くて嫌だなぁ」と不満ばかり。食事の際にも「いつも行く店のほうがおいしい」「これはまずい」と文句を連発し、私は苦笑いで聞き流すしかありませんでした。義父母の性格を知り尽くしている夫は、義父母が文句を言っていても終始完全スルーです。
子どもたちは見るものすべてが新鮮なようで大喜び。しかし遊園地は混雑していて待ち時間も長く、こまめに休憩を挟んだものの、暑さもあって義父母は次第に口数が減っていきました。そして二人は「暑いから休む」と言い、早々にホテルへ入ってしまったのです。高齢ですし体調を考えれば賢明な判断だとは思いつつも、高い入場料を払ったのにたった1時間で退場となってしまい、内心ショックでした。
気を取り直してホテルで夕食をとり温泉に向かうと、子どもたちは再び大はしゃぎ。しかし義父母はここでも、「食事がおいしくないな」「お酒がない」と文句を言ってすぐに部屋へ戻ってしまいました。
子どもたちの素直な一言に義父母もタジタジ
翌日は観光を兼ねて海へ向かいましたが、義父母は「車で待っている」と車内に留まることに。その後、海鮮料理を食べに行った際も「いまいちだな」「以前行ったお店のほうがおいしかった」など相変わらずグチグチが止まりません。
帰り道、長男が「旅行楽しかったね!」と言うと、義父母は「楽しかったけど……」と付け加えつつ、「ただただ暑かった」「人も多いし疲れただけだな」「次はもっとおいしいものが食べたい」とまた不満を口にしました。
すると娘が笑いながら「おじいちゃんたち、ずーーーっと文句ばかり言っていたけど、本当に楽しかったの~?」と一言。長男が続けて「確かに!」と笑うと、義父母は「そ、そうかなぁ」と苦笑い。
続けて娘が「なんだか一緒にいる時間が少なかったし、ずっと怒ってたよね」と悲しそうな表情で言ったのです。その言葉に「今後、旅行に誘ってもらえなくなるかも」と焦ったのか、義父母は帰るまでの間、旅行のよかったところを必死に子どもたちと思い起こしていたのでした。
子どもの素直さに救われ、気づかされたこと
旅行中、文句ばかりの義父母を静観していた夫。実は子どものころ、文句が多い両親に嫌気がさし、「自分は素直に何事にも感謝しよう」と思うようになったのだそうです。
今回は子どもたちのおかげで少しスカッとした私ですが、今後の義父母の対応次第では、お泊まりの旅行に一緒に行くのは控えようと心に決めました。
この旅行をきっかけに、夫のように何に対しても素直に感謝していこうと決意した私。子どもたちには、自分の気持ちを伝える大切さと同時に、周りを嫌な気持ちにさせない配慮も教えていきたいと思います。義父母の態度は少し残念でしたが、子どもたちが素直に楽しんでくれたので、最後は良い思い出として心に刻んでおきたいです。
著者:小林まみ/40代女性。2015年生まれの娘と2017年生まれの長男、2019年生まれの次男と夫の5人暮らし。歯科衛生士の勤務経験あり。出産を機に退職し、専業主婦として過ごしている。趣味はお菓子作り。消極的な性格なのでママ友がいない。しかし、子どもがいるため今のところそれほどさみしくない。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
※AI生成画像を使用しています