貸したおもちゃが返ってこないまま4年…
Aさんとはもともと、同級生の友人グループのひとり。年に1度、地元で集まったときにタイミングが合えば会う程度の関係でした。おもちゃを貸してから1年が経ち、娘が2歳になったころに友人グループで会うことになりましたが、貸したおもちゃは返ってきませんでした。
その後2人で会う機会もないまま娘が5歳になり、私は息子を妊娠。AさんにLINEで報告すると「おめでとう!」とだけ返事がありました。そこで思い切って「おもちゃを返してほしい」と伝えたところ、「今度集まるときに返すね」と返答があったので、さすがに次こそは返ってくるだろうと思っていたのです。
出産祝いで渡された見覚えのあるおもちゃ
息子を出産して1カ月後、友人グループのみんながお祝いに駆けつけてくれました。そこでプレゼントされたのは、なんと私がAさんに貸したおもちゃとそっくりの品……。肝心の貸していたおもちゃは、その日も返ってきませんでした。
当日はそのまま解散したものの、どうしても気になった私は後日、「みんなからもらったおもちゃ、Aちゃんに貸したやつとそっくりで驚いちゃった! もしかして壊れちゃったりした?」とLINEで尋ねました。
するとAさんは「実は壊しちゃって言い出せなくて、みんなでお祝いを選ぶときに同じものを提案したの……本当にごめん」と告白。新しいおもちゃと共にお詫びの言葉を受け取り、モヤモヤは無事に解消しました。それ以来、たとえ使っていないものであっても、後悔しそうな大切なものは人に貸さないと心に決めたのでした。
今回の出来事で学んだのは、子どもが使うものを貸すときは「元のきれいな状態で返ってくるとは限らない」と覚悟し、あげるくらいの気持ちで慎重に貸すべきだということです。そのため、子どもたちにも「大事なものは人に貸さないように」と伝えています。一方で、自分が人からものを借りたときは、必ず元の状態で返せるよう大切に扱うことを徹底していきたいです。
著者:前田 葵/30代女性。2015年生まれの女の子と2020年生まれの男の子と夫の4人暮らし。衣服店で3年勤務後、出産を機に専業主婦となる。趣味は野球観戦。子どもを沖縄キャンプに連れて行くことが夢。
イラスト:ふー
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)