結婚準備で判明した衝撃の事実
彼も私も実家暮らしだったため、プロポーズのあと、「いつから一緒に住む?」「入籍はいつにする?」「結婚式はどうする?」と、少しずつ具体的な話を進めていました。
その流れで、私は何気なく「貯金ってどのくらいあるの?」と聞いてみました。すると彼は、気まずそうな表情でこう言ったのです。
「実は……貯金、まったくないんだ」。
さらに話を聞くと、生活費が足りないときには借金をしてやりくりしていたことまで判明。幸せいっぱいだった気持ちは、一気に不安へ変わりました。
それだけではありません。彼は母子家庭で育ち、兄弟も多かったことから、家計を支える存在になっているとのこと。そのため、お義母さんも彼が家を出ることに強く反対していたようなのです。
私は、「え……ならばどうして、この状況でプロポーズしたの?」という思いで頭がいっぱいになりました。
すぐ結婚せず、一つずつ問題を解決
正直、この人と結婚して本当に大丈夫なのか、何度も悩みました。それでも、彼が問題をごまかさず、一つずつ向き合おうとする姿を見て、「一緒に頑張ってみよう」と思えるようになったのです。
それからは、2人で結婚に向けた目標を決め、一つずつ問題を解決していくことに。まずは毎月決まった額を定期預金に回し、少しずつ貯金を増やすこと。そして、お義母さんにも何度も話をし、家を出ることへの理解を得られるよう努力しました。
どれもすぐに解決できる問題ではありませんでしたが、2人で話し合いながら、一つずつ乗り越えていったのです。
その結果、プロポーズから数年後、ようやく新生活をスタートさせ、入籍と結婚式をすることができました。
あのときは、「この結婚は無理かもしれない」と思うほど不安になりました。それでも、問題をごまかしたまま結婚するのではなく、一つずつ解決してから前へ進めたことは、本当によかったと思っています。
結婚生活では、好きという気持ちだけでは乗り越えられないこともあります。だからこそ、現実から目を背けず、一緒に解決していく姿勢が何より大切なのだと感じています。
著者:田中かなこ/30代女性・3歳の怪獣を育てる限界アラサー母ちゃん。趣味はヲタ活。推しは心の栄養。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年7月)
※AI生成画像を使用しています
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