


披露宴の途中で義母たちが現れたとき、私はなんとも複雑な気持ちになりました。もちろん驚きや困惑はありましたが、夫の心境を思うと、なんだか切なくなってしまったのです。
義母たちは、義弟の内定祝いの食事を終えてから来たようでした。普段よりきちんとした服装ではありましたが、新郎側の家族として披露宴に参列するには、少しカジュアルに見えました。また、披露宴の途中から参加するとなると、式場側も席や料理の手配など、急な対応を迫られることになります。せめて事前に連絡をもらえていれば、私たちの受け止め方も違っていたかもしれません。
そんななか、夫は「途中から来ても都合よく座れる席はない」と義母にはっきり伝えました。その言葉から、私たちの結婚式を守ろうとする夫の思いが伝わってきました。
その後、夫は少し疲れた表情を浮かべており、心配になりました。それでも、夫が自分の気持ちを押し込めず、きちんと言葉にしてくれたことが、とても心強かったです。
作画:尾持トモ
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者が特定されないよう、固有名詞など一部に変更を加えて構成しています。
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