今回は、2026年7月生まれの赤ちゃん6,257名を調査。男女どちらにも名付けられていた人気の「ジェンダーレスネーム」をランキングで紹介します。
1位 陽葵(主なよみ:ひまり・ひなた)
2026年7月生まれの男女の「ジェンダーレスネーム」で1位となったのは「陽葵」。女の子に多く選ばれている名前ですが、男の子にも名付けられていました。女の子では「ひまり」、男の子では「ひなた」と読まれることが多いです。
「陽」は太陽の光や明るさを表し、「葵」はアオイ科の植物の名前に用いられる漢字です。「陽葵」は「向日葵(ひまわり)」も連想させ、夏に花を咲かせるひまわりの明るいイメージとも重なります。「明るく前向きに、自分らしく健やかに成長してほしい」という願いがうかがえます。
2位 凪(主なよみ:なぎ)
2位は「凪」。男女どちらにも「なぎ」とよむケースが多く見られる、近年人気のジェンダーレスネームです。
「凪」は、風が止み、海面が穏やかになる状態を表す漢字です。海を身近に感じる7月の時季ともつながりがあり、「穏やかな心を持ちながら、自分らしい歩みを大切にしてほしい」「周囲との調和を大切にしてほしい」といった思いが込められていると考えられます。
3位 翠(主なよみ:すい)※同順位
同順位3位は「翠」。女の子に多く選ばれていますが、男の子にも名付けられている一文字のジェンダーレスネームです。
「翠」は、翡翠のような美しい青緑色を表す漢字です。草木の濃い緑や自然の色を連想させ、植物が生い茂る盛夏の景色とも重なります。「澄んだ心を持ち、自分らしく健やかに成長してほしい」という願いが感じられます。
3位 葵(主なよみ:あおい)※同順位
同じく3位に入ったのは「葵」。女の子に多く選ばれていますが、男の子にも名付けられているジェンダーレスネームです。
「葵」は植物の名前に用いられる漢字で、古くから家紋などにも使われてきました。日本らしい趣と自然の生命力を感じさせる一字です。「自然のようにのびのびと、自分らしく成長してほしい」という願いがうかがえます。
5位 朝陽(主なよみ:あさひ)
5位は「朝陽」。男の子に多く選ばれている名前で、「朝」は一日の始まり、「陽」は太陽の光や明るさを表す漢字です。
「明るく前向きな気持ちを持ち、自分らしく歩んでほしい」という思いが込められていると考えられます。
6位 碧(主なよみ:あお・あおい)
6位は「碧」。男の子に多く選ばれているジェンダーレスネームです。男の子では「あお」、女の子では「あおい」というよみが多く見られました。
「碧」は、青と緑が混ざり合ったような美しい色を表す漢字で、青空や海、宝石などの色彩を連想させます。サッカー日本代表として活躍する田中碧選手と同じ名前でもあります。「澄んだ心を持ち、自分らしく成長してほしい」「宝石のように自分らしい輝きを持つ人になってほしい」といった願いが感じられるようです。
7位 律(主なよみ:りつ)※同順位
同順位7位は「律」。男の子に多く選ばれています。サッカー日本代表として活躍する堂安律選手と同じ名前です。今年6月から7月にかけて開催されたワールドカップにも出場しており、その活躍が「律」という名前への関心を高めた可能性も考えられます。
「律」は、「規律」・「法律」などの言葉に使われ、決まりや秩序を表す漢字です。きちんとした姿勢や、自分を律する強さを連想させ、端正で知的な印象と、音楽的で感性豊かな印象を併せ持っているのが特徴です。「自分を律することのできる、芯のある人になってほしい」という思いが込められているようです。
7位 藍(主なよみ:らん・あい)※同順位
同じく7位に入ったのは「藍」。男女どちらにも名付けられており、7月は男の子に多く選ばれていました。
「藍」は、古くから染料として用いられてきた植物の名前であり、深い青色を表す「藍色」にも使われる漢字です。日本の伝統色としても親しまれ、自然や日本文化を感じさせます。また、バレーボール男子日本代表として活躍する髙橋藍選手と同じ名前でもあります。「自分らしい個性を大切にしながら、落ち着きのある人に成長してほしい」という願いがうかがえます。
9位 凪紗(主なよみ:なぎさ)
9位は「凪紗」。女の子に多く選ばれています。「凪」は風が止み、波が穏やかになる状態を表し、「紗」は薄く繊細な絹織物を意味する漢字です。また、「なぎさ」という響きからは海辺や水際を連想するため、夏生まれに人気の名前です。「穏やかな心を持ち、自分らしくのびのびと成長してほしい」という思いが込められていると考えられます。
10位 梛(主なよみ:なぎ)※同順位
同順位10位は「梛」。男女どちらにも名付けられていた一文字ネームです。「梛」は、常緑樹を表す漢字です。一年を通して緑を保つ常緑樹であることから、名付けでは生命力や健やかさ、変わらない心、穏やかな自然美を感じさせます。また、古くから神社と関わりの深い樹木として知られ、縁や結びつき、守り、神聖な自然といった日本的なイメージを重ねることもできます。
同じ「なぎ」と読む「凪」が海を連想させるのに対し、「梛」は植物や緑を感じさせます。「いつまでも健やかに、生命力豊かに育ってほしい」という願いが感じられます。
10位 葵葉(主なよみ:あおば)※同順位
同じく10位は「葵葉」。男女どちらにも名付けられています。「葵」は植物の名前、「葉」は草木の葉を表す漢字です。青々とした植物が育つ時季とも重なり、自然の生命力を感じさせます。
「自然の中でのびのびと、自分らしい個性を大切に成長してほしい」という思いが込められているようです。
▼2026年7月生まれの「ジェンダーレスネーム」では、「凪」・「翠」・「葵」など、漢字一文字の名前がTOP10に多数ランクインしました。さらに、「陽葵」・「葵葉」のように植物を連想させる名前や、「凪」・「碧」・「凪紗」のように海や水辺を思わせる名前も見られ、盛夏の自然や風景を感じさせる名付けが目立ちました。
性別の枠にとらわれず、響きや漢字の意味を大切にしながら、その子らしさを表現できる「ジェンダーレスネーム」は、近年の名付けで引き続き注目されているようです。
photo:@mal_mom21さん(べビカレメイト)
<調査概要>
調査対象:株式会社ベビーカレンダーが企画・運営している「ファーストプレゼント」「おぎゃー写真館」「ベビーカレンダー全員プレゼント」のサービスを利用された方
調査期間:2026年7月1日(水)〜2026年7月25日(土)
回答件数:6,257件(男の子・女の子)