避けられない水着問題
子どもたちは水泳を習っていましたが、小学生だけで泳がせるわけにはいきません。当然、私もプールに入る必要があります。
そこで避けられないのが水着問題。子どもを産んでから手に取ることもなかった水着を引っ張り出してみると、手元に残っていたのは、若いころに買ったビキニタイプの水着だったのです。
試着してみると、サイズはなんとか入りました。けれど、40代になった今、体型も日焼けも気になるところ。「上からラッシュガードを羽織れば大丈夫かもしれない」と思い、着てみたのですが……。
試着を見ていた長男が真剣な顔で「お母さん、そんなの着るつもりなの? ダメだよ」というではありませんか。
私はてっきり、ビキニ姿がきついと言われているのだと思いました。やっぱり無理があったか……と少しへこんでいると、長男は続けてこう言ったのです。
厳しくも愛あるひと言
「そんなの着たらかわいくないよ。せっかくかわいい水着なのにもったいない!」私は思わず笑ってしまいました。長男がダメ出ししていたのはビキニではなく、ビキニを隠すために羽織ったラッシュガードのほうだったのです。
息子は私の体型ではなく、「かわいい水着が見えないこと」を本気で残念がっていたのでした。照れくささはありましたが、その言葉に背中を押され、結局その日はビキニにラッシュガードを軽く羽織ってプールへ行きました。
わが家の男3人は、爪を整えれば「きれいだね」、新しい服を着れば「かわいいね」と褒めてくれます。少しプレッシャーを感じることもありますが、その言葉のおかげで「自分のことも大切にしよう」と思えます。
紅一点の母として、これからも無理のない範囲で、自分らしくおしゃれを楽しみたいと思った出来事です。
著者:武蔵野 原子/40代女性/高校1年の次男、大学1年の長男、48歳の超長男(夫)を育てる母。ワインとサッカーが好き。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※生成AI画像を使用しています
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