雨の日の親心から始まった、毎日の車送迎
ある激しい雨の日、息子を小学校まで車で迎えに行った際、仲良しの同級生グループの子どもたちから「乗せて」と頼まれました。大雨の中、置いていくのもかわいそうだと思い、それぞれのママさんにグループLINEの電話で「車で乗せて帰るね」と連絡。「よろしく」と言われたため、全員を家まで送ってあげました。
しかしその後、息子が足の小指を骨折したことで状況が一変します。息子の毎日の車送迎が始まると、天候にかかわらず子どもたちが「乗せて~」と言ってくるようになったのです。一度乗せたこともあり、なかなか断れず、毎回ママさんたちにLINEで連絡してから、ほぼ毎日乗せることになりました。
タクシー扱い!?ママ友たちの発言にあぜん
家同士が近いとはいえ、4人の家をそれぞれ回って送り届ける毎日に、少しずつモヤモヤが募っていきます。ある日、放課後に整骨院へ寄るため乗せられないことを伝えると、子どもたちは文句を言いながら歩いて帰っていきました。
後日、息子のケガが治ったことをグループLINEで報告すると、あるママから「なんだ〜、それじゃあもう車で帰ってくることもなくなるのか〜」、別のママからは「1カ月間タクシーお疲れ(笑)」と軽いノリの返信が届いたのです。
その後の会話の流れから、彼女たちは私が車で迎えに行くことで子どもたちが早く帰宅でき、習い事に間に合うことを喜んでいたのだとわかりました。
1カ月間送り届けてきたものの、お礼の一言もなかったこともあり、都合よく頼られていたように感じて、モヤモヤはピークに……。
今後の送迎をはっきり断った結果…
夫からは以前から「万が一事故があったらどうするんだ」と指摘されており、これを機に、今後は特別な理由がない限り乗せないと決意。思い切って「今さらだけど、これから車で迎えに行くことがあっても、もし事故があったときに責任を取れないから、これからは乗せないようにするね」とLINEを送りました。
ママさんたちからの返信は「OK」というスタンプ1つだけでしたが、それ以降は子どもたちを車に乗せることもなくなりました。はっきりと自分の意思を伝えたことで心がスッと軽くなり、子ども同士の仲も変わらず良好です。無理をして引き受け続けるのではなく、必要なときには自分の考えをきちんと伝えることの大切さを実感しました。
著者:竹村理絵/30代女性。2016年生まれの一人息子がいる。内職をして息子のために時間を費やしているが、過保護過ぎないように気をつけている。趣味はネイル。家にいることが多いため、ダイエットを意識しないと太ってしまうのが悩み。
イラスト:ななぎ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)