うちのプールをあてにされ…
例えば「子どもの習い事の月謝が高い」「家のローンが大変」など、ほとんどのおしゃべりが金銭に関する話題。さらに「お金がないのよ」と繰り返すことも多かったのです。それでも「まぁ、私も同じように思うこともあるし」と思って、あまり気には留めていませんでした。
やがて幼稚園の夏休みに入り、外は暑すぎて遊べない日が続いたため、自宅で子どもたちとビニールプールを出して過ごしていました。そんなある日、ママ友から「今日何してる?」とLINEが届きました。私は「庭にプールを出して遊んでるよ」と答えると、すぐに「え、うちも参加していい?」と返事が来ました。子どもたちは友だちが来たら喜ぶだろうし、もちろん断る理由もなく、「全然いいよ!」と快く返事をしました。このときは、まさかあとであんなことになるなんて思いもよりませんでした。
初めてママ友親子が遊びに来た日、特に問題もなく楽しい時間を過ごせました。しかし、その後、それが恒例のようになってしまったのです。ママ友は毎週のように「今週はいつプールするの?」と連絡をしてきて、遊びに来るのが当たり前のような態度になっていきました。それだけならまだしも、手土産すら持ってこず、わが子のためにストックしていたアイスをどんどん食べてしまう始末。そしてプールの後片づけも手伝わないまま帰るという流れが毎回続きました。
極めつけは彼女が「プールって水道代も馬鹿にならないよね〜、うちでは無理〜」と言い放ったことです。その言葉を聞いて初めて分かったのです。「ああ、この人は水道代や手間がかかることをわかったうえで、何も負担することなく自分の子どもを遊ばせに来てたんだ」と。あまりの厚かましさに一気に腹が立ちました。
その後、お盆休みで帰省することを境に、彼女からの連絡が来ても自然と距離を置くようにしました。うまくのらりくらりとかわしながら接点を減らすと、彼女は新しいターゲットを見つけたようで、うちとはほとんど関わらなくなりました。これまで仲良くしてくれていたのも、もしかすると「便利だから」「使えるから」と思っていたからかもしれない、と今では思います。
夏休み中の出来事を通じて、人との付き合い方について改めて考えさせられました。気さくで接しやすいという印象の裏に、そういう一面を抱えた人もいるのだと気づき、距離感というのがいかに大切かを学んだ気がします。
著者:三橋 鈴子/30代女性・主婦
6歳、8歳、9歳のパワフルな子どもたちを育てるフルタイムママ。
作画:ゆる山まげよ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
【Amazonギフト券プレゼント♡】みなさまの体験談を募集しています!
妊娠中や子育て中のエピソードを大募集!「ベビーカレンダー」のニュース記事として配信、公開いたします。体験談を掲載させていただいた方の中から、抽選で毎月5名様に1000円分のAmazonギフト券をプレゼント。何度でも応募可能ですので、奮ってご応募ください♪どうぞよろしくお願いします!