「みんな寝てるから」と油断して…
その日は夜も遅く、家族はもう寝ていると思っていました。
お風呂に入ろうとズボンを脱いだところで、ふと生理が始まったような感覚が。私はそのまま、お風呂場のすぐ隣にあるトイレへ向かいました。
確認すると、やはり生理が始まっていました。とはいえ、これからすぐお風呂に入るところです。
「ナプキンはお風呂から上がってからつければいいか」
そう考え、下半身に何も身につけないままトイレの扉を開けた、その瞬間でした。
扉の前には、まさかの父が!
目の前に立っていたのは、なんと父でした。
「……えっ!?」
誰かいるとは思わず、私はその場で固まってしまいました。
廊下は薄暗かったため、「もしかしたら気づいていないかも……」と一瞬だけ期待しましたが、もちろんそんなわけはありません。
父も驚いた様子で、「なんて格好してるの!」とひと言。
その瞬間、恥ずかしさが一気に押し寄せてきました。父もなんとも気まずそうな表情をしていて、私は何も言い返せないまま慌ててお風呂場へ。
ほんの数秒だからと油断したことを、心の底から後悔しました。
私はもともと家の中ではあまり人目を気にしないタイプ。今回の出来事で、さすがに少しは気をつけようと思いました。
今となっては笑い話ですが、あのときの父の気まずそうな表情は今でも忘れられません。自分が恥ずかしい思いをしただけでなく、父にも気まずい思いをさせてしまったことを反省。それ以来、どんなに家の中で気が緩んでいても、最低限の身だしなみには気をつけるようになりました。
著者:キリシマ/20代女性・兄弟、従兄弟含め周りに男しかいない環境で育った女。ガサツでなんでも横着しがち。
イラスト:マメ美
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年6月)
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