義実家で第一優先なのは…
結婚のあいさつで初めて夫の実家を訪れたとき、家の中にはラグビーグッズがたくさん飾られていました。トイレにもラグビーのカレンダーがあり、緊張していた私は思わず笑ってしまいました。
義父は高校からラグビーを続け、母校の合宿で指導するほど有名なOB。私はルールも知らなかったので、義父にいろいろ質問すると、楽しそうに話してくれ、和やかなあいさつになりました。
その後、結婚して1年ほど経ったころ、夫から「実はあのとき……」と聞かされたことがあります。
両家の顔合わせや結婚式の日程は、義両親の希望でラグビーの試合観戦と重ならないようにしていたそうです。思い返すと、最初に希望した結婚式の日も、義母から「特別な用事があるから、結婚式の日程を別日にできない?」と言われて変更したのでした。
当時は理由を知りませんでしたが、後から真実を知り、義両親のラグビーへの愛に驚いた私。旅行好きな義両親のお土産も、ラグビー関連のものばかり。タオルやラグビーの服を着たぬいぐるみなど、今ではわが家にもたくさんのグッズがあります。
夫が海外赴任から戻ったころ、子どものころに買ったという古いラグビーボールを見せてくれました。それは、義父と毎日公園で練習した思い出の品。義両親だけでなく、夫のラグビー愛も伝わってきました。
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私は今までスポーツ観戦に興味がなく、オリンピックですら試合を見たことがありませんでした。しかし、義父母のラグビー愛に圧倒され戸惑っているうちに、せっかくなら今の環境を楽しもう!と頭を切り替え、たまにラグビーなどスポーツの試合を観ることも。そのおかげか、幸いにも義両親と良好な関係を築けています。
著者:伊東理恵子/30代女性・2018年生まれの娘と夫との3人暮らし。育休や仕事復帰を経て、10年以上、商社の営業事務に従事。子育てジャンルの記事をはじめ、美容にも関心が高く、美容記事も執筆中。
イラスト:アゲちゃん
続いてのお話は、お正月に義実家へ新年の挨拶へ行った女性。ところが、そこで思わぬ光景を目にしたそうで……?
「年齢でお年玉の金額が決まってるの!?」お正月の義実家帰省。実家とルールが異なって…困惑!

夫婦で異なる家庭環境
私は家族で関西に住んでいましたが、家族同士でも干渉しすぎず、一定の距離を保つ家庭で育ちました。一方、夫も関西生まれ・関西育ちですが、同じ市内に20人以上の親戚が暮らし、家族みんなで何でも相談し合う、とても仲のよい家庭だったそうです。
交際中から家庭環境の違いは感じていましたが、親族はみな親切だったため、結婚してもうまく付き合えると思っていました。
結婚後、私が最も驚いたのは義実家のお正月です。私の実家では、遠方に住む祖父母や親戚に会いに行くことも少なく、家族で静かに過ごすのが普通でした。一方、夫の家では親戚一同が集まり、おせちを囲んだあと、全員で決まった神社へ初詣に行くのが恒例。そこで新年のあいさつを交わします。
夫から大人数で初詣に行くとは聞いていましたが、実際に親族が大集合すると想像以上のにぎやかさ。次々に交わされる新年のあいさつや会話に、私はすっかり圧倒されました。
さらに、おせちやお雑煮の味付けが実家と違ったり、お年玉の金額が年齢ごとに決まっていたりと驚きの連続。初詣のあとは親戚の家に集まり、夜までトランプや花札を楽しみます。
最初の年は精神的に疲れ、静かな実家のお正月が恋しくなりました。それでも親族はみな明るく親切で、次第に馴染むことができました。今では、義実家のにぎやかなお正月も年に一度の特別なイベントとして楽しんでいます。
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育った環境や家族が異なれば考え方や文化が違うということを、義実家で過ごしたお正月でしみじみと実感しました。最初は違いに戸惑い、なかなか受け入れられない部分もありました。それでも少しずつ慣れて、夫とともにお互いの実家の文化を融合させながら、“私たちらしい家庭”を築いていくのが楽しいと感じています。
著者:まさの/女性・主婦
イラスト:ののぱ
今回は「義実家での驚きのルールや習慣」にまつわるエピソードを紹介しました。育ってきた環境が違えば、家族のルールや恒例行事が異なるのは当然のこと。とはいえ、自分の実家とのギャップに最初はカルチャーショックを受けてしまいますよね。しかし、おふたりのように「せっかくなら今の環境を楽しもう」と頭を切り替えたり、相手の家族の輪に思い切って飛び込んでみたりすることも、時には大切だと感じました。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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