見ないふりをしてきた代償
お義母さんが倒れたと聞き、義実家に駆けつけましたが、お義母さんの体調不良は大ごとではなさそうでした。
今度は、お義母さんの体調不良を理由にお金を要求されましたが、ユウタは、お義母さんやアヤカさんの勢いに押されることなく「必要以上のお金は払わない」と伝え、お義父さんには「危険を感じたら警察を呼んで」と告げました。
すると翌日、お義父さんがひとりでわが家を訪ねてきて……。










前日の騒動について謝る義父。そして、「昨日、ユウタに警察を呼べと言われて、目が覚めた」と話し始めます。
義母の浪費癖は昔からで、退職金や貯金が減っていることにも気づいていたという義父。若いころは何度も注意していたそうですが、そのたびに義母は怒鳴ったり泣いたりして、家の中が荒れたと言います。
幼かったユウタさんやアヤカさんの前で家の空気が悪くなることに耐えられず、義父は次第に何も言わなくなっていったそう。
「母さんを自由にさせておくことが家庭円満なんだと……」
そう思い込むことで、義父は長年、義母の浪費から目をそらしてきたのです。その話を聞いたユウタさんも、過去の自分を思い出します。サキさんに「我慢すれば丸く収まる」と言い、義母の問題から逃げてきた自分も、義父と同じだったと気づきました。
さらに義父は、通帳を取り出し、退職金も老後のための貯金もほとんど残っていないことを告白。サキさんが記録してきた「義実家関連支出」と照らし合わせると……。
ユウタさんは、義父のお金が減ってきたことで、義母が自分たちをあてにし始めたのだと気づきます。
長い間、義父が続けていた沈黙は、家族を守っていたのではなく、少しずつ壊していた――サキさんたちは、重い現実を前に言葉を失うのでした。
◇ ◇ ◇
家族の中で問題が起きたとき、「これ以上もめたくない」「自分が黙っていれば丸く収まる」と考えてしまうことはあるかもしれません。しかし、見て見ぬふりを続けることで、問題がさらに大きくなってしまう場合もあります。特にお金の問題は、放置すればするほど生活や将来に大きな影響を及ぼします。
誰かが我慢することで成り立っている関係は、少しずつ無理が積み重なっているのかもしれません。家族だからこそ、違和感を覚えたときは先送りにせず、現実ときちんと向き合い、必要な対策を考えたいですね。
miyuka
正常な状態には戻らない事を前提に対策を進めていくべきだと思います。
もう軽く数十年続いていて、息子の金を使い尽くせば家族全体が破綻する事すら気付いていない。
経済的DVどころか、これは最早病気です。
今後の展開に興味が尽きませんけど、一方でこの部分がフィクションである事を心から祈ります。
実際に実体験があったとしたらあまりにも悲惨すぎますし。