生活費ってどれのこと?
お義父さんも、これからは自分でお金を管理すると決意。ようやくお金の流れに区切りをつけられたかに思えました。
翌日、お義父さんは銀行で手続きを済ませ、わが家を訪ねてきました。これからお義母さんに渡す生活費の額を決めるため、私はお義父さんと一緒に、義実家のお金の流れを整理することに。
生活に必要なお金を確認していくと、見えてきたのは「生活費」とは言いづらい出費の数々で……。










義父と一緒に、義実家のお金の流れを整理することにしたサキさん。
食費や光熱費、日用品、病院代など、生活に必要なお金を多めに見積もっても、義母個人の出費がかなり多いとわかります。義父は「わかってはいたが……」と、重いため息をつきました。
そして翌日の夜、義父は冷静に話をするため、義母をサキさんの家に呼び出します。
「必要な生活費はきちんと渡す」「ただし今後は、渡した金額でやりくりしてほしい」
義父が伝えると義母は、「私を信用してないっていうわけ!?」「生活費を渡さないなんて、私に飢えろって言うの!?」と激怒。しかし、サキさんが生活に必要なお金は十分足りると説明し、ユウタさんもエステ代やブランド品代、外食費を指摘。すると義母は「女には必要経費なのよ!!」と開き直り……。
さらに義母は「嫁の分際で家族のことに口出すんじゃないわよ!」とサキさんを責めます。すると義父が「違う……これは私が決めたことだ」と、静かに口を開きます。
「来月からは必要な生活費だけを渡す」「家族だからこそ……これからは私も一緒に家を守りたいんだ」
義母は納得しないまま帰っていきますが、義父の決意とともに、ようやくお金の流れを変え始めることができたのでした。
◇ ◇ ◇
家族の生活費は、日々の暮らしを支えるための大切なお金です。しかし、その名目があいまいなままだと、必要な出費と個人的な浪費の境目が見えにくくなってしまうこともあります。
家族だからこそ、相手を信じたい気持ちはあるものです。しかし、お金の使い道を確認することは、生活を守るうえで大切なことではないでしょうか。お金の使い道を確認することは、相手を疑うことではありません。感情的に責め合うのではなく、何にいくら必要なのかを整理し、無理のない範囲でルールを決めることを大切にしたいですね。
miyuka