じゃあ、今日からここに住むね?
お義母さんは納得していない様子でしたが、お義父さんが今後のお金の使い方について一線を引いたことで、ようやくお金の流れを変え始めることができました。
ところがその翌日……。
インターホンが鳴り、モニターに映っていたのは義妹・アヤカさんとその娘さん。しかも、手には大きなスーツケースが……。










サキさんが玄関を開けると、義妹は「来ちゃった♡」と笑顔。さらに「実家のお金が使えないなら、お兄ちゃん家に来るしかないじゃん?」と言って、サキさんの制止も聞かず家の中へ……。勝手に冷蔵庫を開け、リビングにはスーツケースを広げ始めます。
サキさんが止めると、義妹は当然のように「今日からここに住むから♡」と言い出しました。ユウタさんが帰宅すると、義妹は「お父さんが生活費くれないなら、お兄ちゃんに助けてもらおうと思って♡」と悪びれずに言います。さらに「私、シンママなんだよ!?」「家族なんだから困ってる妹を助けてよ」と訴えます。
しかしユウタさんは、義父の決意を思い出し、「うちはアヤカたちの生活費を背負えない」ときっぱり。するとアヤカさんは、「幼い子どもがいて、行き場がない妹を見捨てるの!?」と激怒し、「お兄ちゃんたちだけ家もあってお金もあってずるいじゃん!!」と、理不尽な主張を続けます。
サキさんは、義妹の娘が不安そうにしているのを見て、「今夜だけです」「明日にはご実家に戻ってください」と、一晩だけ泊めることにしました。
しかしその夜、アヤカさんは勝ち誇ったように「今日は泊まれたもんねっ」「じゃあ明日も明後日もなんとかなるでしょ♡」とつぶやきます。義母譲りの図々しさと理不尽さに、サキさんは言葉を失うのでした。
◇ ◇ ◇
家族が困っていると知れば、誰でもできる範囲で助けたいと思うものでしょう。しかし、「家族だから助けて当然」と相手の生活に踏み込み、住まいやお金を一方的にあてにするのは違いますよね。
本当に支援が必要なときこそ、相手の都合や負担を無視せず、何をどこまでお願いするのかをきちんと話し合う必要があります。情に流されて一度受け入れてしまうと、あとから線引きが難しくなることもあります。大切な生活を守るためにも、無理な要求には最初から条件や期限をはっきり伝えたいですね。
miyuka