なかなか決まらない入籍日
夫は「せっかくなら語呂が良く、六曜でも縁起の良い日にしたい」と考えていました。しかし、調べてみると両方の条件がそろう日はなかなかありません。語呂が良い日は六曜が希望に合わなかったり、その逆だったりして、候補日はなかなか決まりませんでした。
その間にも妊娠は進み、おなかも少しずつ大きくなっていきます。私はそろそろ決めたいと思い、「六曜は毎年変わるものだし、今回はそこまでこだわらなくてもいいんじゃない?」と夫に提案しました。
すると、それまで一生懸命日取りを探していた夫は、「そうだね! そうしよう!」とあっさり納得。無事に日にちが決まってほっとした一方、「あんなにこだわっていたのに、それでいいんだ」と少し拍子抜けしてしまいました。
婚姻届を持って役所へ
そして迎えた婚姻届の提出日。夫は仕事のため同行できず、私ひとりで手続きに行くことになりました。
「これでようやく結婚できる」と思いながら、朝一番に市役所へ向かったのですが……窓口で確認してもらうと、夫が記入した箇所にいくつもの不備が見つかったのです。職員の方に確認しながら、その場で対応できる箇所を何度も修正することになりました。
前日には夫にも「間違いがないか、しっかり確認してね」と伝え、婚姻届を確認している様子も見ていたので、まさかこれほど修正が必要になるとは思っていませんでした。
朝から手続きを始めたものの、すべて終わったのは夕方近く。結婚といううれしい節目の日でしたが、別の意味でも忘れられない1日になりました。
今回の出来事を通して、大切な書類は「もう十分確認した」と思うくらい、念入りに確認しておくことが大切だと実感しました。それ以来、夫婦で記入する必要のある重要な書類については、記入が終わったあと、夫婦で一緒に見直すようにしています。
また、何かを決めるときには、条件すべてにこだわるのではなく、「何を一番大切にしたいのか」を考えることも必要なのだと思いました。いろいろありましたが、今では婚姻届を提出した日の出来事も、夫婦の思い出の1つになっています。
著者:小川花子/20代女性・1人娘を育てる母。趣味は歌うこととショッピングセンターで歩き回ること。
イラスト:にしこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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