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帰省のたびに私の物を奪う義母⇒親戚の前で私のバッグを私にプレゼント「元々は私のです」と伝えた結果

義実家に帰省中、私が持っている小物を見た義家族たちから「あら、いいわね、ちょっと見せて!」と言われることがよくありました。義母からはブランド品の服飾雑貨、義実家に住んでいる義妹からは、子どものおもちゃなどです。最初は軽い気持ちで「見せるだけなら」と思っていました。しかし実際には、「見せて!」で済むことはほとんどなく、大抵「ちょっと貸して」と言われ、結局帰省中に戻ってくることは一度もないのです。

親戚の前でいい顔をしようとした義母は…

あまりにも頻繁にこうしたことが起こるため、一度、せめて子どもの大切なおもちゃだけは返してほしいと、思い切って義実家に返却をお願いしてみました。しかし返ってきたのは「何かのついでに送るから!」という曖昧な返事だけ。結局、その「ついで」は訪れず、返却されないまま戻ってくることはありませんでした。

 

そして数年後のこと。親戚一同が集まる席で、義母が突然「これ、使ってて便利だからあげるわ!高かったのよ!感謝してよね!」と、にこやかな笑顔でバッグを手渡してきたのです。便利で気に入っているのになぜ譲ろうとするのか疑問に思いましたが、周囲の親戚たちから「あら素敵ね」「お嫁さん思いねぇ」と声があがるのを聞いて、親戚の前でいい義母ぶりたいのかもしれないと察しました。

 

 

そして私はそのバッグを見て、はっきりと思い出しました。数年前に返却されないままだった、まさに私が購入したものです。「高かった」は確かに事実ですが、それを買ったのは私自身。

 

「嫌な思い出しかない物を押し付けられても困るし、親戚にいい義母だと思われるのは我慢ならない!」と思った私は、笑顔のまま「ありがとうございます。でもこれ、数年前に『ちょっと見せて』とおっしゃって、そのまま返していただけなかった私のバッグですよね? 高かったのは確かです、私が買いましたので」と穏やかに伝えました。

 

 

義母は「何言ってるのよ! 私が買って使ってたのよ! プレゼントしてあげようとしてるのに失礼ね!」と反論してきました。どうやら本当に自分が買ったものだと思っているらしく、私から奪ったことをすっかり忘れているのだという事実に腹が立ちました。そして私はさらに「いえ、元は私のものですよ。このバッグの外側にある小さな傷、私がつけてしまったものなので間違いありません」と落ち着いて返しました。

 

親戚たちが困惑し、義母に疑惑の視線を送ります。義母は耐えられなくなったのか、「あ、あれ? そうだったかしら? あははは! まあいいじゃない! とにかくあげるわ!」と笑ってその場を濁してお手洗いへ逃げていきました。いい義母を演じようとした場が一転、自爆の場になってしまったのでした。

 

 

この一件を通じて、つい遠慮しがちな義家族が相手であっても、納得いかない状況にはきちんと意思表示をすることが大切だと実感しました。遠慮や気遣いが当たり前になってしまうと、理不尽な状況がいつの間にか「普通」になってしまいます。大切なものを守るために、自分自身がしっかりと線引きをする意識を持ち続けていきたいと感じた出来事でした。
 

 

著者:桜庭 幸子/30代女性・公務員

5歳と7歳の子どもを育てる母。趣味は読書と映画鑑賞。

 

作画:さくら

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)

 

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