両家顔合わせで、綾乃さんの父が他界していると知った母は、進学や結婚式を金銭的な事情と結びつけて、勝手な憶測を立ててしまいます。ところが実際には、綾乃さんの実家は代々お菓子会社を経営しており、とても裕福な家庭でした。
綾乃さんのお母さんは、母の皮肉を上品に切り返し、最後にはノボルさんと綾乃さんへ「幸せにね」とあたたかい言葉をかけてくれます。綾乃さんも、明るく前向きな様子です。一方、母は綾乃さん親子に圧倒された悔しさを消化できず、今度は“わが家の嫁にふさわしいか”を見極めようと考え始めて……。
彼女の様子を思い返してみると……












顔合わせ後も、母は綾乃さんへの対抗心を捨てきれません。今度は、“わが家の嫁にふさわしいか”を見極めようとしていました。一方、ノボルさんは優子さんの家へ。顔合わせでフォローしてくれたことにお礼を伝えます。
優子さんが、綾乃さんの実家がすごいことを以前から知っていたのかと尋ねると、ノボルさんは「知らなかった」と答えます。しかし、綾乃さんが学生時代から住んでいる部屋を思い出すと「セキュリティがしっかりしていたから、今思えば家賃がとても高かったのかもしれない……」と気づくのでした。
◇ ◇ ◇
結婚相手の家庭環境を知ったとき、自分の家との違いに驚いたり、戸惑ったりすることはあるかもしれません。けれど、その違いを理由に「うちにふさわしいか」という目で相手を見てしまうと、知らないうちに上下関係を作ってしまうことがあります。
家柄やお金の有無だけでは、その人の人柄や価値観は測れません。条件で判断するのではなく、目の前の相手を一人の人として見つめたいですね。
山野しらすさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
山野しらす
