両家顔合わせで、綾乃さんの父が他界していることを知った母は、進学や結婚式を金銭的な事情と結びつけてしまいます。さらに「地方住まいだと不便で可哀想」と見下すような言葉まで口にしました。
しかし実際には、綾乃さんの実家は代々お菓子会社を経営する裕福な家庭。綾乃さんのお母さんも、母の皮肉を穏やかに受け止めつつ、上品に切り返します。
顔合わせが終わっても、母は綾乃さん親子への対抗心を捨てきれず、今度は“わが家にふさわしい嫁か”を見極めようと考え始めます。そんな不穏な空気をどこかで感じ取ったのか、ノボルさんは優子さんの家で寒気を覚えていました。するとそこへ、父から電話がかかってきて……。
お父さんからの電話。内容にあ然!












優子さんの家にいたノボルさんのもとへ、父から電話がかかってきます。内容は、母がぎっくり腰になったため、家のことを助けてほしいというものでした。ノボルさんが「父がやればいい」と返すと、父は、母が「仕事のある夫に家事なんてさせられない」「家事は女の仕事」と泣いていると説明します。
しかし、ノボルさんはなぜ自分に連絡してきたのかと疑問に思います。すると父は、「ノボルではなく、綾乃さんに助けてもらってはどうか」と母が言っているのだと明かすのでした。
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助けが必要なときに誰かを頼ることは、決して悪いことではありません。けれど、その裏に「どこまでやってくれるか見たい」「嫁としてふさわしいか確かめたい」という気持ちが混じると、頼まれた側は利用されているように感じてしまうことがあります。
支え合いは、相手への敬意があってこそ成り立つもの。都合のいい役割を押しつけるのではなく、まずは相手の予定や気持ちを確かめることを大切にしたいですね。
山野しらすさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
山野しらす