両家顔合わせで、綾乃さんの父が他界していると知った母は、進学や結婚式を金銭的な事情と勝手に結びつけてしまいます。ところが実際には、綾乃さんの実家は代々お菓子会社を経営する、とても裕福な家庭でした。
顔合わせのあと、ノボルさんは優子さんの家を訪れ、綾乃さんの実家が想像以上に裕福だったことを振り返ります。一方、母は綾乃さん親子に圧倒された悔しさを消化できないまま。そして、“次は花嫁修業ができているかを見極めよう”と、不穏な考えをめぐらせていました。
そんな中、ノボルさん宛に父から「母がぎっくり腰になった」という連絡が入り……。
相手の都合を考えない親の言動に、息子が喝!














父からの電話で、「ぎっくり腰になった母が、綾乃さんに家事の手伝いをしてほしいと言っている」と聞かされたノボルさん。父は「結婚相手の実家で家事をするいい機会」と悪気なく話しますが、ノボルさんはきっぱり拒否。自分たちにも生活があること、ぎっくり腰の間の家事くらい父がやるべきだと伝えて電話を切ります。
しかし母は諦めず、今度は優子さんに電話。優子さんが「私が行こうか?」と提案しても、母は「赤ちゃんがいる優子に手伝いをさせたら可哀想」と拒否します。ああ言えばこう言う母の様子に、優子さんは“どうしても綾乃さんに家事をさせたいんだな……”と気づき、青ざめるのでした。
◇ ◇ ◇
誰かにお願いを伝えるとき、「悪気はないから」「いい機会だから」と軽く考えてしまうと、頼まれる側に負担をかけてしまうことがあります。特に家事の手伝いは、時間も体力も使うもの。頼む側だけでなく、間に入る人も「本当にお願いしてもいいことなのか」「相手が断りにくくならないか」を考えたいですね。
家族になる予定だからといって、何でも当然に頼めるわけではありません。まずは身近な人たちでできることを考えたうえで、相手の都合を大切にしたいものです。
山野しらすさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
山野しらす