毎月のようにお金を借りに来るママ
理由を聞くと、息子さんが県外の私立高校へ通うことになり、いろいろとお金がかかって大変だからとのこと。
初めは自宅まで来て頼んでいましたが、回数を重ねるとメールで頼んでくるようになり、その金額はいつもだいたい4万円でした。給料日になるとすぐに返してくれていましたが、お金を貸すこと自体がストレスでした。。「旦那さんには言わないで」と言われていましたが、それもなんだかモヤモヤ……。
そんなころ、Aさんの車をパチンコ店でよく見かけるという話を聞きました。息子さんの教育費が足りないのだと思って貸していたのに、パチンコに行く余裕があるの……? となんだか信用できなくなり、またお金を貸してほしいと頼まれたときに「もう今月でやめよう」と私から言い、距離を置くように。
あとから共通の知り合いが「最近Aさんがお金を借りに来て困っている」と私に話してきたのですが、その人は、私がAさんにお金を貸していたことを知らなかったようです。そこで、「実はうちもそうだったのよ」と私も打ち明けました。「息子くんのためだし……」と自分を納得させながらお金を貸していたことや、モヤモヤしていた気持ちを話すと共感してくれました。そして例の話題になり、パチンコ店に入っていくのをはっきり見たと教えてくれました。
毎回お金は返ってきてはいたものの、やはり金銭の貸し借りは精神的に負担で、関係に亀裂が入る原因にもなると思います。親しい仲でも、安易に金銭の貸し借りはしないように気を付けようと強く思った出来事です。
著者:野原すみれ/50代女性・パート/26歳と22歳の息子、18歳の娘の母。飲食店の厨房で働いている。趣味はパッチワーク。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています