義実家で出された驚きの朝ごはん
義母から「地元で昔から食べられているものだから、たくさん食べてね」と笑顔で出されたお皿を見て、私は思わず固まってしまいました。そこにあったのは、イカの身を真っ黒なペーストであえたような見慣れない料理と、発酵した独特の香りがする辛い漬物でした。鼻に届いた強い香りに、思わず心の中で「くさっ……!」とつぶやいてしまいました。
起きぬけだったこともあり、見慣れない真っ黒な料理と、漬物の独特な香りに、一瞬どう対応していいかわからなくなりました。意を決して食べてみると、黒い料理には不思議な風味があり、漬物は想像以上の辛さ。思わず咳き込んでしまいました。
それでも、せっかく用意してくれた義母の気持ちを無駄にはできません。「頑張って食べなきゃ」という一心で、水とごはんを何度もおかわりしながら、なんとか完食しました。正解のリアクションができていたかは、今でもわかりません。
自宅に戻ってから調べてみると、あの黒い料理はイカ墨を使った、その地域で昔から親しまれている保存食だと知りました。当時はただ驚くばかりでしたが、地域ごとの食文化の違いを知る、良いきっかけになったと感じています。
それ以来、帰省するときは「今度はどんな料理が出てくるかな」と、少しだけ心の準備をするようになりました。最初こそ驚きましたが、義実家ならではの珍しい食文化を、今ではちょっとしたイベントとして楽しんでいます。
著者:小山睦美/30代女性/夫、6歳になる娘と3人家族。会社員。コーヒー好き。カフェでのひと時が大好きです
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※AI生成画像を使用しています
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