エスカレートするママ友の送迎のお願いを断ると
ママ友との距離感に頭を悩ませた経験があります。それは、まだ上の子が幼稚園に通っていたころのこと。ある日ママ友から「今日は体調が悪くて」と連絡があり、子どもを幼稚園まで乗せてほしいと頼まれたのです。その日は余裕があったため、「お互いさまだから」と快く引き受けました。
しかしそれが始まりとなり、「ついでだから」「今日もお願い」と頼まれることが少しずつエスカレートしていきました。行きは子どもだけを預かっていたのですが、帰りのお迎えのときには幼稚園で顔を合わせるなり「一緒に乗せて」と頼まれ、親子で乗せることも増えていきました。
やがて、こちらの都合を気にせず待たされたり、車に乗せることが当たり前のような態度をとられたりするようになり、私の中でモヤモヤとした思いが膨らんでいったのです。
ある日、自分の限界を感じ、勇気を出して「ごめん、もう送迎は難しい」と正直に伝えました。
すると相手の態度は一変し、どこか冷淡になり、幼稚園でも距離を置かれるようになってしまったのです。
当時は関係が悪化したことに落ち込みましたが、振り返れば、相手に合わせて自分の気持ちを置き去りにし続けた結果だったのだと思います。善意から始めた手助けでも、何度も続けるうちに、相手にとってそれが「当たり前」になってしまうこともあるのだと感じました
自分や家族の暮らしを優先するために、無理なことは早い段階で誠実に断ることも大切だと学んだ出来事でした。
著者:石田きい/40代女性/2児の母で4人暮らし。在宅ワークをしている。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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