娘「おじさん近い…」電車内で娘に密着してくる男性→私「もう少しで…」男性が血相を変えて逃げたワケ

5歳の娘と電車に乗っていたときのことです。車内はガラガラだったのにもかかわらず、見知らぬ男性がなぜか私たちのすぐ隣にぴったりと座ってきたのです。
非常に距離が近く、娘も「このおじさん、なんでこんなに近いの? 怖い……」と私に小声で耳打ちしながら、不安そうな顔をしていました。私が何度か男性のほうへ視線を向けても、席を移る様子はありません。
それどころか、電車が揺れるたびに少しずつこちらへ体を寄せてくるように感じ、背筋がゾッとしました。座席を移動しようかとも思いましたが、何かトラブルになったら……と考えた末、私は娘の頭をやさしくなでながら、男性に聞こえるくらいの大きな声でこう言いました。
「大丈夫だよ! まだ熱は高いけど……。無理しなくていいのよ? 病院に着くまでもう少しだから我慢して頑張ろうね!」
娘が高熱を出していると聞き、「感染する病気かもしれない」と警戒したのでしょう。男性はハッとした表情になり、目を見開いて大慌てで立ち上がると、そのまま別の車両へと逃げるように走り去っていきました。
このとき、娘にはもちろん熱はなく、体調も悪くありませんでした。私の言葉に娘はきょとんとしていましたが、角を立てずに不審な男性に一瞬で距離を取らせることができ、心の中で「完璧な神回避!」とガッツポーズをしました。
男性が去ったあとは、娘も「おじさん行っちゃったね」と安心した様子で笑顔を取り戻してくれました。この出来事を通して、違和感を覚えたときは我慢せず、相手を刺激しない方法で距離を取ることも大切なのだと気づきました。
著者:上田由香/40代・女性・会社員。娘と夫と仲良く過ごしています。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
電車内で不審な男性に恐怖を感じながらも、機転を利かせて娘を守ったママ。しかし、これはガラガラの車内だったからこその方法かもしれませんね。娘を守るためだったとしても、周囲の人を混乱させてしまう可能性もあります。周囲に人が多い場合は、席を離れる、次の駅で一度降りるなど、ほかの手段も考えたいですね。
次にご紹介するのは、ルールを守ってベビーカーでバスに乗っていたにもかかわらず、見知らぬ男性から突然怒鳴られてしまったママのお話です。
萎縮して反射的に謝ってしまったママ。しかしその直後、車内の空気を一変させる「ある出来事」が……?
「邪魔だ!」ベビーカーでバスに乗車→ルールは守ってるのに…怒鳴られ反射的に謝罪。直後、空気が一変!

子どもが1歳8カ月のころの話です。ベビーカーで路線バスに乗ったのですが……。
車内はそれほど混雑しておらず、指定された場所にベビーカーを固定していました。ところが途中から乗ってきた年配の男性に「ベビーカーは邪魔だ! 周りに迷惑をかけるな!」と大声で怒鳴られてしまいました。
私は邪魔になってしまったことを謝りつつ、指定の場所にきちんと固定していることを説明しましたが、話を聞いてもらえず困ってしまいました。すると、近くにいた女性が「お子さんは静かですし、何も問題ありませんよ」と私にやさしく声をかけてくれたのです。
それをきっかけにほかの乗客の方々も「座席も通路も空いています」「お母さんはルールを守っているし、迷惑になっていません」「そんな言い方はおかしいです」と次々に発言してくれました。さらに運転手さんも「ルール上問題ありません」とアナウンスしてくれたので、男性はそれ以上何も言わなくなりました。
そして、降りる際には複数の方から「気にしないでくださいね」と励まされ、不安な気持ちが和らぎました。見知らぬ方々のやさしさに救われた忘れられない体験でした。
子育てに追われていて自分に余裕がなく、あの男性に怒鳴られたときは落ち込みましたが、ルールを守っているのだから堂々としていていいと思えるようになりました。また、私も誰かが困っているのを見かけたら、見て見ぬふりをせず、ひと言でも支えになる言葉をかけたいと思うようになりました。
著者:岡田瑞希/40代・女性・パート。子ども2人。休日は家族で公園へ出かけたり、カフェでゆっくり過ごしたりするのが楽しみ。
イラスト:大福
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
公共交通機関で見知らぬ人から不審な行動を取られたり、理不尽に怒鳴られたりすると、恐怖や戸惑いから冷静に対応できなくなることもあるでしょう。身の危険を感じたときは我慢せずにその場を離れ、乗務員や周囲の人に助けを求めることが大切です。また、困っている人を見かけた際は、自分の安全にも配慮しながら、乗務員へ知らせるなどできる範囲で力になりたいですね。