私たち夫婦だけ、なぜ?
「え、伊勢エビじゃなくて、蒸しエビ……?」思わず心の中でつぶやいてしまいました。驚いていると、義母が悪びれる様子もなく言いました。
「あなたたちは若いから、軽めのほうがいいかと思って。こっちの会席にしておいたの」
せっかくの温泉旅行。みんなと同じように夕食を楽しみにしていたのに、私たちだけ明らかに違う内容にされていたのです。その場で怒れば空気が悪くなります。けれど、このまま黙っているのもモヤモヤする……。そこで私は、できるだけ明るく笑って言いました。
「お義母さん、私のことまで考えてくださったんですね! でも今日はせっかくの旅行なので、私も伊勢エビが食べたいです!」
義母が慌てて
私がはっきり希望を伝えたのが意外だったのか、義母は少し焦った様子でした。「そ、そうよね。せっかくだものね」そう言って、すぐに旅館の方を呼び、追加で伊勢エビの料理などを注文してくれました。
義兄の妻も、「最初から同じでよかったですよね」とさりげなく言ってくれて、少し気持ちが軽くなりました。その後は私も料理を楽しむことができ、義母も気まずかったのか、それ以上何も言いませんでした。
この出来事で、嫌だと感じたことを我慢し続けるのではなく、感情的にならずに自分の希望を伝えることも大切なのだと感じました。角を立てない言い方でも、きちんと意思表示はできるのだと思った出来事です。
著者:山本 眞/30代女性/4歳の女の子を育てる母。会社員として働きつつ、育児と家事に奮闘中。最近、休日はキャンプに行っています。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※AI生成画像を使用しています
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