生活費を入れない夫「ないなら親に頼めば?」娘のためのお金も拒否→「わかりました」私の決意とは?

娘が6歳のころの話です。当時、夫は大手企業で働いており、私はパートで働いていたのですが……。夫は給料が良かったのにもかかわらず、自分の趣味にだけお金をかけ、生活費は一切入れてくれませんでした。
「生活費や娘の教育費に関してはお前の給料から出して。自分の給料は将来のために貯蓄に回す」と言っていました。本当にそうならいいのですが、私にはどうしても自分のお金を自分のこと以外に使いたくないように見えてしまっていました。
しかし、私がどれだけ言っても、夫の意見は変わらず、私はカツカツの中で何とかやりくりをしていました。
娘が小学校に上がる前も、ランドセルや学用品の準備について相談したところ、夫はスマホから目を離さず「ないなら親に頼めば? 俺は出さないよ」と冷たく言い放ちました。その言葉を聞いた瞬間、私の中で何かが確実に壊れる音がしました。
数日後、娘が寝静まったリビングで私は震える手で夫に離婚届を差し出し「もうあなたとは一緒に未来を描けません。離婚しましょう」と切り出しました。
夫は鼻で笑って「本気かよ、ひとりで生活できるわけないだろ」とバカにしてきましたが、私は娘と2人で住むために探した賃貸物件の見積書や離婚に必要な書類などを見せ、本気度を伝えました。すると……。
夫は見下していた私がそこまでするとは思っていなかったようで、焦った様子でなだめたり怒ったりと懐柔しようとしてきましたが、私の意思は揺るぎませんでした。
義両親からも「わがままだ!」と激しく責められましたが、断固として離婚の意思を貫き、娘を連れて家を出ることができました。私の両親は「よく我慢したね」と泣いて、私の決断を受け入れてくれました。
現在は、娘と2人で楽しく暮らしています。経済的には決してラクではありませんが、夫の顔色をうかがったり、お金のことで無視されたりする精神的な苦痛からは解放されたので幸せです。
この経験から学んだのは、自分の尊厳を奪う相手と無理に一緒にいる必要はないということです。私は今、平日は事務職として働き、休日は娘とめいっぱい遊ぶことを楽しみにしています。大変なこともありますが、今は穏やかな生活を送っています。
著者:佐藤奈央子/30代・女性・事務職。ひとり娘を育てるシングルマザー。
イラスト:きりぷち
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
生活費も娘の教育費も負担しようとしない夫に見切りをつけ、離婚を決意した妻。決して簡単な選択ではなかったと思います。夫婦で話し合うべき問題にパートナーが非協力的な場合は、我慢を続けて限界を超えてしまう前に、まずは自分や子どもの心に目を向け、未来について考えたいですね。
さて、続いてご紹介するのは、家事・育児への協力を求めたところ、夫から突然「離婚すれば?」と言い放たれた妻のお話です。深く傷ついた妻が翌日、夫に伝えたこととは……?
夫「不満なら離婚すれば?」協力してと伝えただけなのに…「ずっと考えてた」夫婦で向き合った結果

ある日、子どもの寝かしつけを終えたあと、夫と家事や育児の分担について口論になりました。私は「もう少し協力してほしい」と伝えたつもりでしたが、夫から返ってきたのは、思いもよらない言葉だったのです。
その日は、子どもを寝かしつけたあと、たまっていた家事や育児の負担について夫に話しました。「もう少し協力してほしい」私としては、責めるつもりではなく、今の状況を少しでも変えたくて伝えた言葉でした。ところが夫は、突然こう言い放ったのです。
「そんなに不満なら、離婚すれば?」
一瞬、売り言葉に買い言葉だと思いました。しかし夫は続けて、「前からずっと思ってた」と口にしたのです。その言葉を聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。家事や育児の話をしていたはずなのに、なぜ急に離婚の話になるのか。ショックで、すぐには言い返せませんでした。
その場で感情的に言い返すと、さらに話がこじれてしまう気がしました。そのため、私は一度話を切り上げ、翌日あらためて話し合うことにしたのです。
翌日、私は自分の気持ちや、子どものこと、これからどうしていきたいのかを整理して夫に伝えました。すると夫も、「言いすぎた」と反省している様子でした。
どうやら仕事のストレスも重なり、つい強い言葉になってしまったようです。それでも、一度口にされた「離婚」という言葉は、簡単には流せませんでした。私はそのことも正直に伝えました。
その後、私たちは夫婦で話し合う時間を意識して作るようになりました。家事や育児の分担も、なんとなくではなく、具体的に見直すことに。お互いが何をどれだけ負担しているのかを可視化したことで、夫も私の大変さを少しずつ理解してくれるようになりました。
今回の出来事で、感情的なひと言が夫婦の間に大きな亀裂を生むこともあるのだと実感しました。一方で、その場の勢いで終わらせず、一度立ち止まって話し合えたことはよかったと思っています。夫婦だからこそ、言葉の選び方や気持ちの伝え方は大切です。これからも、不満をため込む前に言葉にし、お互いに向き合う時間を大切にしていきたいと思いました。
著者:山本はるか/30代・女性。2人の子どもを育てる母。平日は仕事、土日は家族と過ごしています。
イラスト:きょこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
生活費や家事、育児は、どちらか一方だけが背負うものではありません。悩みを打ち明けた相手に向き合おうとせず、突き放すような言葉を投げかければ、夫婦の信頼関係に大きな亀裂が生じることもあるでしょう。
相手の言動に苦しさを感じたときはひとりで抱え込まず、自分が安心して暮らすために何が必要なのかを考え、信頼できる人や専門家にも相談したいですね。
※よりそいホットライン(一般社団法人 社会的包摂サポートセンター)
ガイダンスで専門的な対応(外国語含む)も選べます。
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