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娘の誕生日旅行を蹴るつもりの夫「父さんに呼ばれたんだ」はぁ?思い切って直談判すると、思わぬ返事が

私の夫は、義父の顔色を過剰に伺い、いつも言いなりです。2年前、娘の6歳の誕生日旅行の日まで義父の呼び出しを優先しようとする夫に、私の我慢は限界に達します。意を決して義父へ直談判の電話をかけますが、そこで待っていたのは予想外の展開でした。

娘の誕生日より、義父の呼び出しを優先!?

2年前、当時6歳の長女を育てていた私は、義父に対する夫の態度に悩みを抱えていました。義父はいわゆる亭主関白で、「お父さんには絶対に背かない」というのが夫の実家の暗黙のルール。義父は昔気質で口調が非常に荒く、過去に夫が一度口答えした際に強く怒鳴られた経験から、家族全員が「怒らせると面倒だ」と思うようになったようです。そのため夫は、義父の理不尽な要求にも「仕方ないから」と最初から諦めモードで、いつも言いなりになっていました。その結果、妻である私や娘まで一緒になって振り回される羽目になっていたのです。

 

例えば、休みの日に義父から「遊びにおいで」と言われれば、先約をキャンセルして、片道2時間の道のりを駆けつけなければなりません。車を買う際も義父が「A社の車種にしなさい」と言えば、夫は他の選択肢を排除して決定。自分の意見を尊重してもらいながら育った私は、義父に意見すらしようとせず、私たちまで巻き込む夫に「どうしてここまで言いなりなの!?」とかなりのストレスを感じていました。

 

 

そんなある日、義父から「連休は遊びにおいで」と呼び出しが。しかし、その連休は娘の誕生日旅行に行く予定だったのです。もちろん義父はその予定を知らないため、普通なら「その日は娘の誕生日旅行の予約がある」と事実を説明すれば済む話です。しかし夫は、義父のへそを曲げたくない一心で、旅行について伝えることを拒否。「父さんにそんなこと言ったら絶対に激怒する」と決めつけ、なんと家族の楽しみであった旅行をなかったことにしようとしたのです。

 

旅行は数カ月前から予約しており、毎日カレンダーにシールを貼りながら「あと〇日!」とワクワクして眺めていた娘をがっかりさせたくありません。私は夫に「こんなに楽しみにしてるのに、リスケはかわいそうすぎるよ」と話しましたが、夫は「こちらが我慢すれば済む話だから」と言い放ったのです。その自己保身しか考えていないひと言に、私のイライラが爆発。「娘の喜ぶ顔より、自分の平和が大事なの!?」と詰め寄ると、夫は「そんなに言うならお前が言えばいい。どうなっても知らないからな」と逆ギレしてきたのです。私は夫に頼るのを諦め、自ら義父に電話をかける決意をしました。

 

 

しかし緊張しながら「実はその日、娘の誕生日旅行の予約を入れていまして……!」と伝えると、義父は「なんだって!? そうだったのか! お前さん、そうならもっと早く言いなさい!」とひと言。「家族水入らずで楽しんでおいで。おこづかいを送金しておくから、好きなものを買ってあげなさい」と、激怒どころかあっさり快諾してくれたのです。

 

電話のあと夫に話すと、「怒鳴られる」と身構えていた夫は拍子抜けした様子。夫は「ごめん……まさかあっさりOKするなんて……」と小さくつぶやきました。「おじいちゃんに旅行のこと言ったら怒られるの?」と不安そうな顔で娘にも言われる始末。自分の情けない保身のために娘の笑顔を奪おうとしていた事実を暴露され、夫はぐうの音も出ず「ごめんね、カッコ悪いね……」と黙るしかありませんでした。

 

結局、旅行は家族3人で心置きなく楽しみ、後日あらためて義父の家を訪問。以降、夫は自分の「保身の逃げ」がどれほど身勝手かを痛感し、義父の顔色に怯えて事実を隠すのをやめ、家族のために毅然と対話するよう改心したのです。

 

 

実は、義父は口調こそ荒いものの決して話の通じない人物ではなく、「何を言っても激怒される」というのは過剰な恐怖心から夫が勝手に作り上げた妄想に過ぎなかったのです。義母も含め、家族全員が「波風を立てない」ことを最優先にしてきた環境を思えば、夫が対話を諦めてしまっていたのも仕方のない側面があったのかもしれません。


だからこそ、あのとき私が勇気を出して行動し、それがただの思い込みや誤解だったとわかって本当によかったと感じています。相手の不機嫌を恐れて最初から黙ってしまうのではなく、理由や事情をきちんと言葉にして伝えるコミュニケーションの大切さを実感した出来事でした。今後も、どんなときも対話を恐れず、ていねいな意思疎通を重ねていきたいと思います。

 

 

著者:横山りえ/30代・主婦。8歳の娘を育てるママ。夢のマイホームのため節約に奮闘中。

 

作画:Pappayappa

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年3月)

 

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